夢を進化!音楽と俳優の専門学校で4年から今に至るまで

村口さんインタビュー

高校卒業後、2年間音楽系専門学校に通い、その後は声優のプロダクション直属の養成所に2年間通った経験のある村口さんにインタビューいただきました。

高校時代、音楽でやっていこう!と思いそこから専門学校に通うまで。専門学校で感じたこと。専門学校を卒業して、どのように夢が進化していったのか話してもらいました。

 

音楽でやっていこう!と思ったきっかけ

アキュート
今日はよろしくお願いします!
村口さん
お願いします!
アキュート
元々アコースティックギターにハマったきっかけは以前聞かせてもらっていたけど、今日は専門学校時代について聞かせてください。
 
冒頭は堅苦しい感じになっちゃたけど、ここからはいつも通りの感じで話させてもらって(笑
専門学校に行こうと決めたのはいつから?
村口さん
音楽の専門学校にいこうと思ったのは、高校入ってからですね
もともと僕は会社員にはなりたくなかった、と思ってたんですずっと。サラリーマンってイヤだとずっと思っていて。小学校くらいから思ってて。
アキュート
イヤだな、って思うきっかけって何かあった?
村口さん
なんでなんすかね、何かイヤだったんですよね。縛られてる、みたいな。でも父親の影響もあったと思いますね。
アキュート
お父さんの影響?
村口さん
父親はそのときそれこそ営業やってたんですけど、あんまり楽しそうにやってなかったイメージがすごくあって。
その当時は思ってなかったけど今思えば、って感じですかね。
アキュート
なるほどね。
村口さん
自分の好きなことでやっていきたいな、とは思っていて、そのタイミングで出会ったのがギターだったって感じですね。
それで高校生ぐらいで「ギターでやっていこう」と決めたって感じです
アキュート
最初の入り口って。やっぱ、「やったら楽しくて」とかなの?
村口さん
そうですね音楽は楽しいなと思って。
アキュート
オレとかも親戚のおじさんからアコースティックギターもらって、やってみたけど全然ダメだで、Fにさしかかるぐらいで「いいかな」と思って(笑
 
楽しさが見出せなくてやめちゃったなぁ。
村口さん
僕も一回挫折してるんですよね。
それこそFで。挫折して「ああもう弾けねえや」って。
アキュート
同じだ(笑
村口さん
たぶん母親なんですよね。
小学生の頃から「これやりたい」って言ったら結構やらせてもらえて、やっても半年ぐらいですぐやめちゃったりしてたんですけど、やめても母親は別に何も言わないんですよ。
 
でもギターに関してはやめても、母親が何か言ってきたんですよね「何でギター弾かないの?せっかく買ったんだから弾きなさいよ」っていうふうに。
アキュート
素晴らしいお母さんだね。
村口さん
なんか背中押してくれた感じで、少しずつ弾けるようになっていって、コードを押さえて鳴るようになって、「アッ弾けてる」っていうのを味わってから楽しくなって♪(笑
アキュート
オレの弟もそうだったんだけど、弾けるようになると高校の文化祭でやったりとかするのかな?
村口さん
文化祭は出ましたね!
高2でバンドの出演枠があって自分はソロでそこへ出て、それで会場をザワつかせました!(笑
アキュート
ザワつかせた!?
村口さん
「こいつすげえ!」って(笑
 
自分がソロギターっていうスタイルで、ギターをパーカッションのように叩いたりする、ああいうスタイルで僕はやったんですけど、住んでいたのが田舎だったんでそういうスタイル自体が珍しくて「ザワつきました」(笑
アキュート
そりゃザワつくね!
村口さん
はい。他のバンドとは全然違ったんで「こいつヤバイ」っていう雰囲気でした。
めっちゃ気持ち良かったです(笑
アキュート
それがキッカケでよりハマった?
村口さん
ハマった、というか。より「音楽でやっていこう」と思いましたね!
そこからやっぱり、より東京へ出てもっとやっていきたい、っていうのを思いましたね。
アキュート
じゃあ、そうやって高校卒業してすぐ専門へ?
村口さん
アルバイトしてい1年地元に残っていました。
高校卒業する直前で手首を骨折してしまって、周りからのアドバイスもあって1年間安静にしてました。
 
そして二十歳の時に上京してきたって感じですね。
アキュート
専門学校はどうやって選んだの?
村口さん
とりあえずパンフレットをいろいろ取り寄せている中で、自分のスタイルに合うソロギターの学科が1校だけありました。
アキュート
そのパンフレットってどうやって見つけてる?ググるかお店に行ったりとか?
村口さん
きっかけは音楽雑誌ですね。その時ぼくは『Go!Go!GUITAR』って本を読んでたんですけど、そこに専門学校の情報とかも載ってるんですよ。
アキュート
大学のオープンキャンパスみたいに事前に見学できたりするの?
村口さん
自分は行きましたね。
2年制のとこだったんですけど、そこは結局潰れちゃったとこなんですけど。
アキュート
えっ!?入る前に潰れたの?説明会したのに(笑
村口さん
そうです!入る前に潰れちゃって。
上京してきてから入学説明会があって、入学式の2週間ぐらい前に「閉校します」っていうのがありましたね(苦笑
アキュート
マジか!?それお金とかはどうなったの?
村口さん
その潰れた学校側がパンフレットとかを全部用意してくれて、その近くにある学校・音楽の専門を紹介してくれました。
最終的には先輩が音楽の専門学校に行ってて、「その人が通ってる学校に行く」ってことになりました。
アキュート
そんなの初めて聞いた。。。すげいドタバタだね。
村口さん
いやあ、すごかったっすねあのときは!
上京して誰も周りにいないんで、友だちとかも。母親に、もう大号泣しながら電話をして「潰れた」って。
その潰れた学校もしっかりとサポートはしてくれたんで、そこは良かったかなと思いましたね。

 

音楽系専門学校に入ってみて

村口インタビュー1
アキュート
色んな苦労を経て、ようやく専門が始まったと思うんだけど、音楽系の専門学校って、ギターのテクニックをひたすら極めよう、みたいな感じなの?
村口さん
ですね。自分はどっちかというと、そのギターのスキルを身に付けたいと思って行った、って感じですね。
アキュート
他にはどんなことを教えてくれるの?
村口さん
ギター科もあるし、アコースティック科もあるし。あとドラム・ベースとかありました。
あとはリズムだけを勉強しましょうとか、作曲もありますし、DTMを使ったり。
選択式だったので、時間割が決まっているわけではなくて自分が選択したクラスだけ行けるみたいな感じでした。
 
アコギのクラスとアンサンブルといってバンドの練習、と作曲、ピアノ、アレンジみたいな。を選択して学んでたって感じでしたね。
アキュート
今までバンドを組もうとか思わなかった?
村口さん
ずっとソロでやって行こうと思ってました。
学校入ってアンサンブルの授業でやったんですけど、やっぱ合わないなと思いました。人と合わせるのが純粋に苦手というか。。
アキュート
専門学校では卒業後の進路の話とかを面接したりするの?
村口さん
自分の学校はなかったですね。
アキュート
全く?
村口さん
なかったですね。
アキュート
そうか。先生から進路をどうこう、って話も特にない感じなのか。
村口さん
そうですね。面談みたいなのはあったんですけど。半年に一回だったのかな。
でも、特にあっちから何かを勧めてきたりとかはなかったですね。
アキュート
そうするともう横のつながりというか、友だち同士で「どうすんの?」「どうしよう」とかって、そんな話をする感じなのかな?
村口さん
僕の場合はその学校・音楽の学校を卒業したらもう「役者のほうに行く」っていうのを決めていて、役者の養成所に通うって決めてました。
アキュート
役者!?音楽でプロを目指すとかは?
村口さん
音楽の専門学校入って半年で音楽は諦めました。
アキュート
半年かぁ・・・。
村口さん
高校の頃は学校内だけの狭い世界ではヒーローでしたけど、一緒に通っている人のレベルがスゴ過ぎて、現実を見た感じでした。
アキュート
現実かぁ。なるほどね。
村口さん
聞いている音楽の幅も違ったりして、現実を知って音楽の道はきっぱり諦めましたね。

 

役者を目指そうと思ったきっかけ

村口インタビュー2
アキュート
役者っていうのは?どこで「やろう!」って出てきたの?
村口さん
音楽の学校に通ってる間に、先輩で役者をやってる人がいて、その人に舞台に連れてってもらって舞台を見て「役者さんってすごいな!」自分もやってみたい!と思ったのがきっかけですね。
アキュート
音楽の学校を卒業後、役者の学校とかに通ったのかな?
村口さん
僕はそれこそ、声優のプロダクション直属の養成所に通いました。「俳優養成所」って言っている養成所で一番大きいとこでした。
アキュート
音楽とは全く違うと思うんだけど、全く躊躇なく行けた?
村口さん
もともと好奇心はあるほうなので。興味を持ったことは結構いろいろやっちゃう感じなんですよね(笑
アキュート
すると2年間は音楽の専門学校に行って。卒業後2年間はその俳優プロダクションへ行って合計4年。って流れかな?
村口さん
はい。そうです。
アキュート
俳優はどうだった?そこもやっぱり技術を教えてくれる感じなのかな?
村口さん
そのプロダクションは基礎はあんまり教えてくれなかったですね、実践的な感じで。
 
養成所って結構どこもそうなんですけど卒業公演ってのがあって、その卒業公演に向けてレッスンしていく、みたいな感じでしたね。
アキュート
それは2年間行くわけじゃない。2年間かけてその卒業に向けて、公演に?
村口さん
全日クラスと夜間のクラスがあって、全日が週5で1年間。夜間は週3で2年間となってました。授業内容はほとんど一緒で、卒業公演の内容がちょっと違う感じですね。
アキュート
その卒業公演を終えた後ってどうなるの?
村口さん
基本的にみんなプロダクションの「預かり」ですね。
アキュート
預かり?
村口さん
プロダクションに預かってもらうためのオーディションがあるんです。
 
卒業と同時にオーディションがあって、受かった人だけが預かりになれます。受かるのは本当に一部でうちの科だと3人しか行かなかったんですね。
アキュート
全体で何人くらいいて3人?
村口さん
30人ですね。なので10パーセント。
 
だけど、預かりになっても食べていくにはまだまだ先があって、多分みんな辞めてましたね、自分の同期は。
アキュート
そうか・・・、10パーセントに受かっても辞めていっちゃうんだね。
 
辞めた人のその後は?
村口さん
人によりますね。普通に会社員になる人もいるし、別の養成所に行く人や、劇団に所属したりとか。
アキュート
声優と一緒で預かり制度なんだね。
村口さん
一緒です。基本的に2年間預かりをやって、2年後に査定があって次は準所属、普通の正所属があるみたいです。
アキュート
会社員で例えると契約社員が正社員になるみたいな感じ?
村口さん
そうです。預かりに関しては確か2年ごとにあって、受からなかったら残るか辞めるか?って選べるんですけど残る人は本当6年ぐらいずっと預かりでやってる人もいますし。
アキュート
俳優もあれだよね、個人事業主扱いになるんだよね?
村口さん
そうですね。
預かりオーディションは「基本みんな受ける」みたいな感じですね。だけど自分は落ちてしまって。
アキュート
預かりオーディションってどんなことをやるの?
村口さん
まずナレーション原稿を渡されてそれを読むのと、あと芝居ですね。芝居のセリフだけ渡されて「あとはご自由にどうぞ」みたいな、そこの動きとかは自分で考えて。
アキュート
大勢の審査員の前でやるの?
村口さん
1人対6人くらいですね、審査員が6人くらいって感じでやりますね。
アキュート
一人でご自由にやるって全然想像つかないな(笑。怖いな・・・。
村口さん
あれはすごかったですね。緊張、という雰囲気というか、ありましたね。

 

預かりオーディションに落ちた後

村口インタビュー3
アキュート
預かりのオーディションが落ちちゃった後はどうした?
村口さん
自分はその後は、人生初めての一人暮らしを始めました。
アキュート
いくつくらいの時?
村口さん
その時は24歳でアルバイトだけのフリーターでしたね。
アキュート
その時は音楽も俳優も全くやってなかった?
村口さん
朗読教室に通っていて、そこで知り合った役者さんに舞台でないか?と誘われて、その年末にお芝居の話をもらって、その後はフリーでやってました。
アキュート
舞台ってお金になんないってよく言われてるじゃない?
村口さん
いやー、ならないですね!赤字ですね!!舞台だけの収益でみると。
アキュート
赤字!?
村口さん
稽古は大体週2,3回を1カ月くらいやって、本番1週間前くらいから集中稽古で1日中やって。本番が3日から1週間とかですね。
 
交通費、食費は全て実費なんで。あとチケットノルマもありますし・・・。
アキュート
それで赤字なんだ・・・。
チケットノルマってどれくらい?
村口さん
100名~150名規模の劇場を借りたりするんで、ノルマ30枚をまず自分で買って、31枚目以降をさばけると500円とか1000円がバックとかですね。
アキュート
30枚買うの!?
えっ!?いくらで?
村口さん
1枚3000円くらいですね。
事前に払ってくださいってのもあるし、公演後に清算会といって清算するのもあったり。
アキュート
1枚3000円!?
それさばき切れるの?
村口さん
さばける人はしっかりさばくし、なかなかさばけなくて苦戦する人もいます。どっちかというと後者のほうが多い印象はあります。
アキュート
おおお。それでもやる理由や原動力って?
村口さん
本当に好きじゃないとできないですね。
若い人は本当に好き。で、30代になってくると惰性の人もいると思います。
アキュート
他のことや仕事は合わないとか、できないとかってイメージなのかな?
村口さん
どっちかというと、そこまでやってきて、サラリーマンとか普通の仕事にうつるのが、マイナスなイメージがあるのが風習としてあるんだと思います。
アキュート
風習?
村口さん
夢を諦めるというか。。逃げみたいな。。。
アキュート
逃げか・・・。
村口さん
「諦めるんだ。。」と、思われたくない!っていう人もいるんだろうな、と思います。
アキュート
積み上げてきたものを捨てるイメージもあるのかな?
村口さん
結構まわりの目を気にしている人が多いのかな、と思います。
 
僕の場合の印象として、地方から来ている人ほど地方に戻ることに対して人の目を気にしていると思いますね。
 
逆に東京にいる人ほど現実を見る人が多いですね。
アキュート
地方独特の空気というか、なのかな。
人の目を気にして相談できないのは厳しいね。
村口さん
話を聞くと、やっぱり将来に対しての不安とかがある人は多いですね。でもみんな周りになかなか言わないですけど。
アキュート
言わないんだ!?
村口さん
そうですね。バイトとかもしていますし。
 
周りのみんながそんな風なんで、「これでいいんだな」、と思ってしまっているのもあると思います。
アキュート
40、50歳でやっている人もいるの?
村口さん
中にはいますね。
アキュート
いるんだ!?
村口さん
いますね。周りの若い人も内心なりたくないと思いつつも見て見ないふりしている感じはありますね。
アキュート
見て見ないふりしたい気持ちも分からなくはないけど、目を伏せていても現実はそこに変わらずあるからなぁ。
 
そんな中、どうやって別の道に夢を進化させたの?

 

別の道に夢が進化したきっかけ

村口インタビュー4
村口さん
1年くらい前に役者を辞めた後輩と飲む機会があって、その時後輩がズバズバストレートに言ってくれたんです。
「このままでいいんですか?」「現実こうじゃないですか!」と。
アキュート
後輩が言ってくれたのがきっかけだったんだ。
村口さん
人って環境動物と言われているように、その環境にいると慣れてしまうものなので、当時の周りの人ってなかなか言ってくれないんですよね。
 
自分は言われてなかったら、今の自分はいないと思います。
アキュート
人って良くも悪くも慣れちゃうからね。
村口さん
ある程度の歴があっても花が咲いてない人だったら言ってあげた方がその人のためなのかな、と最近では思います!
アキュート
どんな経験でも無駄な経験なんてなし、活かせる場所はあるものなんだけどね。
捨てると思っちゃうのかな?
村口さん
あとは本人のプライドの部分だと思いますね。
アキュート
プライドかぁ。
信念や軸みたいなものは持っていた方が良いけど、自分を守るだけのプライドなんて捨てちゃった方が良いんだけどね!
村口さん
そうですね。
アキュート
色んな経験しちゃってプライドなくなったよ。オレ(笑
村口さん
アキュート
年下と付き合って失敗した人が年上を選ぶようになったり、人って生きていれば考え方も変わるし、変わって良いものだから、その人のためにぜひ過去の経験から言ってあげていってほしいな。
村口さん
はい。ドンドン言っていきます!
アキュート
今日はありがとう!

 

 

後輩の一言でその後の人生が変わることもあります
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友だち追加

村口さんインタビュー