【さくらだモンスター】芸人は熱量と戦略!本気と本音で1枚岩のコンビに!

さくらだモンスター

テンポの良い掛け合いが売りのお笑いコンビ「さくらだモンスター」さんへのインタビュー!

 

過去の経験からしゃべりを武器に司会やMC、結婚式や各種イベント・パーティなど年間50本以上の司会、MCを務める!

 

結成5年だから分かる事、数々の経験談、時間の許す限り語ってもらいました!

 

お笑いを目指している人だけでなく、毎日を漠然と生活している人も必見!!

 

【オフィシャルサイト】さくらだモンスター
https://www.thinkbank.jp/talent_detail.php?t_id=76

 

コンビ結成まで

さくらだモンスター

 

アキュート
本日はよろしくお願いします!
早速ですが、お2人はコンビ結成されてどれぐらいなんですか?
マサキさん
結成5年ですかね。
しょっぴーさん
2013年の7月8日から。
アキュート
覚えてるんですか?
しょっぴーさん
はい。だったんで、今年の7月で6年くらいな感じです。
アキュート
ホームページ見させていただいた時に、年齢の差が大分ありますよね?
マサキさん
そうですね。9歳違うんです。

もともとワタナベエンターテイメントさんの養成所の同期だったんですよ。
クラスが分けられてて、同じクラスに20人ぐらいいたんですけど、その時は各々別々のコンビを組んでました。

アキュート
養成所時代は一緒にコンビ組まれてなかったんですね。
マサキさん
はい。同じクラスで家もその当時近かったので、一緒に遊んだりとか、飯食ったりしてて。

養成所出てしばらくして、僕がそのときコンビ組んでた相方が飛んじゃったんですよね・・・。

アキュート
急にいなくなっちゃったんですか!?
マサキさん
そうです。急にです。

その時の相方を僕の家に住ませてたんですよ。ある日、僕らの初の主催ライブがあって、主催ライブの日に僕が朝起きたらいなかったんですよね、で相方バイト行ったのかなと思って。ところが夜になっても来ないんですよ。「あれ?」と思って連絡したら全然連絡付かなくて・・・。
そのとき出てたっけ?お前?

しょっぴーさん
俺はそのときは出てない。
マサキさん
そっかそっか。
もうお客さんも来るし、ほかの芸人さんもいたんで、始めないとまずいなと思って結局1人で始めることにしたんですよ。
アキュート
まさか1人ですか!?
マサキさん
はい。しかも始めるぞってなった時に、親父のお姉さんから今しがたおばあちゃんが亡くなったから、みたいな電話かかってきて。

相方が飛んだ状態で、おばあちゃん亡くなった状態でライブ1人でやるみたいな状態になったんですよ。

でも、言ってもお客さんも笑いに来てるんで、笑いにしなきゃいけないなと思って、僕が「どうもー」ってMCで出て行った時に1人なんで、「あれ?」ってなって、「実は」みたいな・・・。「相方連絡取れなくなっちゃって」「えー?」みたいになって、そこはどうこうしてちょっと笑いになったんですけど、続けて「あと」みたいな感じで「さっき親戚のおばさん亡くなったよ」とか「おばあちゃんが死んじゃったんですよね」みたいなことを言ったら「しーん」ってなっちゃって・・・。

アキュート
そ、それはそうなりますよね。
マサキさん
慌てて「すいません、すいません」みたいな(笑

で、主催ライブはやりきって、でもピンでやるとかの考えが全くなかったんですよ。漫才が好きなんで漫才やりたいと思ってこの業界に来たんで。

アキュート
漫才だと相方がいないとですよね。
マサキさん
どうしようかな?って色々と探ってるうちに、今の相方と「いや、実はさ、飛んじゃったんだよね」って言ったら「まじで?」みたいな話になって、「今後ちょっとどうしようかな?」みたいな話してた時に、相方の方からもそのとき組んでたコンビで「実は、今年のM-1グランプリで結果が出なかったら解散しようかなともちょっと思ってるんだよね」って話を聞いたので、これはちょっといいんじゃ・・・と思って、「じゃあもう解散した方がいいんじゃない?」みたいなこと言って(笑
アキュート
おお!そんな経緯があったんですね!
しょっぴーさん
もともと当時のコンビで舞台に出てたんですよ。ちっちゃな個人事務所に入ってたんですけど、タレント事務所だったんで、当時2ヶ月連続でガチな舞台出てたんですね。
アキュート
役者さんですか?
しょっぴーさん
そうなんですよ。で、その次の舞台が明治維新ぐらいの時代の舞台で。
アキュート
渋いですね!
しょっぴーさん
はい。で、僕、正岡子規役で出るみたいなやつに来てくれたんですよ。
マサキさん
行ったね!行った行った!
しょっぴーさん
そう。で、その舞台が始まるちょっと前ぐらいに相方が飛んでしまってて、、その話をちょっと聞いてて、舞台見に来た後に僕はもう帰ろうかなと思ってふらふらと歩いてたら相方が舞台見終わった後に公園でたむろしてて、1人で。
マサキさん
そうだっけ?覚えてねえ、全然。
しょっぴーさん
そうそう。死にそうな顔で。
アキュート
いやいやいや、状況が状況ですからね。
しょっぴーさん
話を聞いたら、その後に夕方からイベントがあって元々のコンビでMCやってネタやるみたいな感じなんだけど、1人じゃネタもできないみたいな話で。
マサキさん
あったあった!あれね!
しょっぴーさん
そしたら、「今日何やってんの?」って言われて、「暇だけど、このあとは」みたいな。「ちょっと一緒に出ない?」って言われて、、
アキュート
いきなりですか??
マサキさん
そうです!あの時ね!
しょっぴーさん
その前にも1回ユニットとかでやったことあったんですけど、ちゃんとネタとかやったことなくて、でもせっかくだからネタやってみようよ!みたいな感じになって1、2時間ぐらいで2人でパパッとネタを考えてやってみたらメチャクチャ楽しかったんですよね!

で、しかもめちゃくちゃウケたんだよね!(笑

マサキさん
ウケた!あの時はめっちゃウケたね!(笑
しょっぴーさん
きっと変なプレッシャーがなかったんですよね(笑
アキュート
組んだばっかりですもんね。
しょっぴーさん
そうそう。というか組んでもいないし(笑
マサキさん
お客さんに説明して、「実は今日この場限りなんですよ」みたいに言ってたんで、気楽にやったらめっちゃウケたんだよな。
しょっぴーさん
ウケてっていうのもあって、いいねみたいな感じもあり。

当時の相方に対して、僕も仕事への取り組み方に対して若干の不満もあったりとかしたんで。っていうのも話しつつ、その時のTHE MANZAIかな?で「この感じで1回を突破できなかったらちょっと微妙かなって思ってるんだよね」みたいな話もしつつ、っていう感じでした。

マサキさん
そうそう。で、こいつの元相方も同じクラスだったんですよ。

良くも悪くもそいつはザ・芸人さんと言いますか、お酒飲んで、ギャンブルやって、女がいてみたいな感じの相方さんだったんですよ。

アキュート
ザ・芸人って感じですね(笑
マサキさん
こいつはもともと早稲田を出てますし、真面目なんで。基本的に悪いことできないんですよね。凄い真面目な人なのでそこが多分合わなかったんでしょうね。前の相方と。
アキュート
なるほど。ネタ以前に人としての相性が合わなかった感じなんですね。
マサキさん
僕もそんなに死ぬほど真面目な方じゃないんですけど、熱量が全然違ったので。
アキュート
熱量ですか?
マサキさん
僕が養成所入った時は、こいつはまだ20歳だったんですよ。早稲田行きながら養成所通うっていう、いわゆるダブルスクールみたいなので入って来たんですよね。

僕はもうそのときサラリーマンやってたんですけど、色んな諸々があって辞めて養成所に入って来たんで、27か28歳ぐらいで僕が入ったんですけど、業界的には凄い遅いっていうふうに言われてたんです。

アキュート
27か28歳だと遅いと言われるんですか?
マサキさん
僕は一度サラリーマンをしているので、若い子なんて僕らの同期で16歳の女子高生とかもいたぐらいなんですけど、「売れて贅沢したいです」みたいなことを言ってるんですよ。

「それ無理じゃねえかな?」って思って、社会に対する舐めくさり度っていうか、「何なの?こいつら」と思って。

そういうのが僕的にはあんまり好きじゃなかったんですよね。だから社会人出てきたような奴らとやっぱり話が合ったし、言い方あれですけど、ちょっと社会を舐めてるっていうか、その考えがちょっと僕、共感できなくて。

アキュート
社会に対しての認識が甘いって感じですかね?
マサキさん
そうですね。その話をちょいちょいこいつにもしてたんですけど、こいつは平成生まれでそのとき当時大学生だったんですけど、良い意味でも悪い意味でも古臭いスタンスがあったので、やっぱり物事に真面目に取り組むというか。やっぱり、そこの芯がぶれるともう多分成功できないと思ったんですよね。

社会人時代に成功した方にいろいろ会わせてもらいましたけど、やっぱり石の上にも3年、4年、5年と言いますか、我慢して、戦略を練って、どういうふうに自分をセルフプロデュースしていくみたいなのを考えられる人が少なかったんですよね、同期の芸人さんって。

アキュート
うちも人材の会社なんでたくさんの人に面接で会ったりしますけど、そこまでしっかり考えられる学生って少ないですね。
マサキさん
そんな話を当時大学生のこいつにも、「むずいかな?」と思いながらちょいちょい話をしてたら、割と浸透力が早いって言うか。

こいつ自身も大学の時に、企画出版サークルっていうのに属していて100人ぐらいのサークルをまとめてたんですよ。

人をまとめる力と企画して発想して営業掛けるという大学生ながら社会人みたいなことをやってたので、「こういう大学生もいるんだな」と思って。ちょっとそこらへんで意気投合しましたね!

アキュート
おお!珍しいですね!
マサキさん
僕が最初に言ったのが、コンビの芸人さんでもビジネスパートナーとしてやっていて結構仲悪い方とかもいらっしゃるんですよ。でもそれってあくまである程度成功した後の話であって、僕的にはコンビでやるんであれば、2人が1枚岩でぶつかっていかないと!

それでも勝てるか勝てないか分からないという業界なので、「その覚悟ある?」みたいな話をこいつにした時には「もちろん俺もそう思ってたよ」って話になって。

アキュート
おおお!良いですね!

 

コンビ結成から「さくらだモンスター」誕生まで

さくらだモンスター

 

しょっぴーさん
それで解散してマサキと組むってなった時に、僕がその当時入ってた事務所にマサキも入れたいな、一緒に入りたいなと思ってたんですよ。

で、当時の相方と解散ってなった時に、当時の相方も抜ける形になり、そのままマサキが入ってくれたんです。

それで組んで次の日ぐらいに最初の仕事、モデルの仕事があったんですよ。コンビで商品紹介するみたいな。

マサキさん
撮影っすね。いわゆるスチール写真の撮影があって。
しょっぴーさん
もともと決まってた仕事だったんですけど、そこでスライドできないかっていうのを先方のクライアントの社長さんにお願いしに行ったり・・・。

そっからいろんな苦労もありつつ、今に至るみたいな感じです。

マサキさん
最初にそんなこともありつつ2年ぐらい所属してたんですけど、事務所との方向性が違ってきたりというのもあって・・・。
 
2年が契約期間だったんで、「この案件終わったら事務所やめようよ」ってことをこいつにも言ったんですよ。そしたら「そうだね」みたいな。
アキュート
なるほど、なるほど。
それでその後にすぐ今の事務所ですか?
しょっぴーさん
2年間ぐらいフリーで、当時はコンビ名も「とかげベイベー」っていう名前でした。
アキュート
「さくらだモンスター」じゃなかったんですね。
マサキさん
そうなんですよ、別の。
しょっぴーさん
でも、その当時の社長と一緒に付けてもらったコンビ名だったんで、、
アキュート
先ほどの女性の社長さんですか?
マサキさん
そうです。
しょっぴーさん
なので、心機一転で「さくらだモンスター」という名前に変えました。
アキュート
さくらだモンスターというコンビ名はお2人で考えたんですか?
マサキさん
そのときちょうどありがたいことに事務所をやめた後に、割と案件が増えてきたんですよ。不思議な縁ってよくあるじゃないですか。

で、開放感からか俺らもあんまり恐縮せずにやってたのが功を制したのか、ちょうどドラマとか映画で人を入れたいっていう方と出会って、その人がもともと警視庁の方だったんですよ。

アキュート
ドラマとか映画に人を入れたいって方がもともと警視庁の人ってこともあるんですね?
マサキさん
警視庁を引退されて、刑事ドラマの監修で入られてる方だったんですよね。
「エキストラに毛が生えた程度の感じなんだけど、もし良かったら来ない?」みたいな感じでお話をもらって、「ぜひぜひ」みたいになって行くようになったんですよ。

それがきっかけで、刑事ドラマに結構出させてもらったり、そのとき相棒とかも出させてもらいました。

アキュート
プロフィールを見ると相棒14とか出てますよね!
マサキさん
そうですね、相棒14に出させてもらったりとか、あと映画とか、2時間ドラマとかにも出させてもらって、「これ警察って結構縁があんじゃないの?」みたいな話になって(笑

警察の名前付けてたら、そのときにちょうど警察関係者が集まる忘年会みたいなのに僕ら呼ばれたんですよ。で、「ちょっとネタやってよ」みたいになって、警察のネタやったらめっちゃウケたんですよ。「これはちょっと癒着してくしかねえ!」と思って(笑

桜田門じゃちょっと硬すぎるからなぁって、スターみたいな感じもいいじゃんみたいになって、語呂を見てたら、さくらだで切ったらモンスターっていう言葉になるじゃんって。それで、「さくらだモンスター」って付けたんですよね。

アキュート
そんな縁があって「さくらだモンスター」になったのって面白いですね!

 

今の事務所との出会い

さくらだモンスター

 

アキュート
そのあとフリーが2年あって、今の事務所になったんですか?
マサキさん
そうですね。うちの事務所に今、東国原英夫さんがいらっしゃるんですけど、東国原英夫さんがやってた千葉テレビさんの番組に僕らプレゼンターとして出させてもらってたんですよ。フリーになる前に。

それでフリーで2年経った時に、こいつのインスタグラムに今のうちの事務所の社長から、

しょっぴーさん
インスタフォローされて、
マサキさん
で、こいつがすぐ俺に「そのときの東さんの社長さんにフォローされた」って言ってきたんですよ。で、これ何か意味あると思って、「すぐDM送れ」って。
そしたらやり取りがあって、「じゃあ1回ご飯でも食べようよ」みたいな言ってもらったんですね。
アキュート
おおっ!またまた不思議なご縁ですね!
マサキさん
僕らもそのときフリーだったんで、事務所そろそろ入れないかなっていうのもあって・・・

もちろんオーディションだったりも探したりもしてたんですけど、大手さんにいるに100組200組の中の1組よりも、小さい事務所の20組ぐらいの1組で1番になった方が「面白そう!」「パイオニアになれんじゃね!」って話をしていて、今の事務所の社長と食事する日に、「その日、うちの事務所に来てもらっていいですか?」みたいな連絡がきて、とりあえずその事務所に行って、会議室みたいなところに通されて座ってて、そしたら社長とマネージャーさんが来て、「お久しぶりです。最近どうなの?」みたいな。

「これこれこうで、フリーで」みたいな話や世間話をしつつ、そしたら社長が「もし2人がいいんだったらうち来る?」みたいな言ってくれて、「え?」みたいな。

アキュート
社長さんからですか?
マサキさん
そうなんです。もともと千葉テレビで一緒だったのが良かったんだと思うんですよね。
しょっぴーさん
確か、「どうしたい?」って言われたんで、2人で「お願いします」みたいな感じで。
アキュート
そんなご縁があって、今の事務所シンクバンクに所属されてるんですね。
マサキさん
そうなんです。
その後はそのまま飯食って、「今日からお願いします」みたいな形になったんですけど、ご存知かもしれないですけど、芸能事務所って契約書交わすわけじゃないんで、雇用じゃないのでいわゆる口約束じゃないですけど、、
アキュート
そうですよね、個人事業主ですもんね。
マサキさん
今の事務所に所属する前のお仕事や付き合いもあるので、芸能事務所に入る上で社長に「実はこの2年間でこういう仕事いただいてたので、これは継続してやりたいんです」ってお話させてもらって、「もちろん自分達で培ってきた人脈だから、もったいないからそれやってったらいいよ」ってことで。
 
なんで僕らが入るスケジュールと、事務所からもらうスケジュールをアプリで管理して、最初の頃は先に入った予定を埋めたりして、色々と忙しくやらせてもらってたんですけど、ある時にちょっとあって・・・、あれ去年ぐらいだっけ?
しょっぴーさん
去年の7月。
マサキさん
FM世田谷さんにゲストで呼ばれたんですね。

ちょうどそのときに世田谷区のお祭りがあって、その模様を僕がブログに載せたんですよ。今日は収録させてもらいました、みたいな。そしたら、それを事務所の方が見て翌朝にマネージャーさんから電話がかかってきて「ブログ見たんだけど、FM世田谷に出てた?」みたいな。「呼んでもらって出させてもらいました」「駄目じゃん」って言われて。「え?」と思って。

アキュート
駄目なんですか?
マサキさん
「例えば、電波とか映像とかラジオとか電波に乗るもんは、君達は事務所に所属してるわけだから、帰属してるんだよ」と。「それ断ってやんないと駄目じゃん」みたいなこと言われて、「すいません」ってなって。

要は、「商標登録じゃないですけど、肖像権だったりとかっていうのは事務所の許可を出して良かったら出す。良くなかったら出さないっていうもんだから、それはやっぱりこっちが管理しとかないとグチャグチャになっちゃうから」って言われて、それ以降は1回事務所にお伺い立ててからスケジュール入れる形なんですよね。

で、事務所を通してやるので、ギャラも事務所を通す形になって、芸能事務所ならこれがもう当たり前の接遇ですよね。

アキュート
そうなんですね。そういったルールがあったりするんですね。
マサキさん
最初は納得いかないところもあったんですけど、「でもしょうがない」と思って。

やっぱり芸能事務所に入ってないと、映像とかテレビとかラジオのお仕事ってほとんどないんですよ。今のテレビ局ってやっぱりフリーの人達って使いたくないってのがあって、背景には『何かあったとき誰が結局責任取んの?』っていうのがあって、昔はよくフリーの方も出てたらしいんですけどね。

例えば飲み過ぎて寝坊するとか、飛んじゃうことが割と多々あったらしくて、やっぱり業界的に、事務所に入ってる人を使いたいっていう風になってるらしくて。

アキュート
そうなんですね!
勝手なイメージですけど、もっと緩い感じなのかと思ってました。
マサキさん
やっぱり事務所に入ってないと、どうしてもテレビの案件とかないので、どっかしらに入らないといけない。

自分で仕事を取ってきた時に、事務所に1回話をして、事務所の担当の方がその営業先の人と話して、みたいにグルグルするんで決まるまでが長いんめんどうだな、と思うとこもあるんですけど、逆に請求書だったり作んなくても済むメリットもあったりで、約2年かな?

しょっぴーさん
7月ぐらいに入らせてもらったので、それで2年ぐらい。

 

事務所に入った理由、考えている戦略

さくらだモンスター

 

アキュート
フリーから事務所に入られたのは、やっぱりテレビですか?
しょっぴーさん
テレビ出たいってなったらやっぱ事務所に入ってないと難しいっていうのは、結構フリーの時に感じてて、やっぱり2人ともテレビ出たいし、それのために芸人やってるので。

やっぱり事務所に所属してないとしんどいし、オーディションの情報も何も分かんないんで、とりあえず所属はしたいなとは思ってましたね。

マサキさん
あとやっぱ芸人さんのまず1つのゴールとして、まず事務所に所属するっていう。

ほとんどの芸人さんって『1回事務所に所属することがゴール』になっちゃうんですよ。

入ったあとが勝負じゃないですか!?だけど、それを結構分かってない芸人さんが多くて、どの事務所に入ったら何のメリットがあって、何のデメリットがあるかっていうのはあんま考えないままみんな頑張るんですよ。

アキュート
あ~、想像できます。
大学受験とかも入学することがゴールになっちゃう人っていますもんね。
マサキさん
でも、俺らは話し合っていて、フリーで限界はちょっと感じてたんですよね。限界っていうのはメディアに対する限界。

メディアのオーディション、それから出演っていうのがフリーではやっぱり入ってこないんですよね。

アキュート
そもそも情報が入ってこないんですね。
マサキさん
なんでやっぱりそこを第一に考えた時に、やっぱ事務所には所属していないと駄目だなという考えが頭にあって、僕らもちろん芸人なんですけど、どっちかって言うとやっぱりタレントさん思考なんですよね、考えが。

そうなってくるとやっぱり事務所に入っていないと駄目だなということで、所属をしなければいけないなっていう2人の考えだったんで、所属したんですよ。

アキュート
なるほど。
それで言うとやっぱりネタもちょっとどっちかって言うと、テレビというか、マス向けみたいなのを意識していたりするんですか?
マサキさん
だからあんまりとんがったネタができなくなるというか、絶対テレビで出せないなっていうネタもやっぱあるんですよ。
アキュート
ライブだと聞くじゃないですか、メチャクチャ尖ったネタをやったりするって。
マサキさん
「これはちょっとテレビ向いてないよね」っていうネタは俺らにもあるんですけど、テレビでできるかどうかも分かんない、なんで、単独ライブとか普通のライブに関しては割と攻めたネタもやったりもするんです。

でも、テレビのオーディションでネタ見せ、ってなった時には凄い考えてます。MCは誰かな?とか

ナインティナインさんの年末にやってるおもしろ荘とか、あれも色んな芸人さんが受けてるんですけど、やっぱ普通に正統派の漫才をやってても、深夜帯のテレビだと「うまいね」で終わっちゃうので、やっぱキャラがないと駄目だなっていう。

完全にテレビに寄せてるわけではないんですけど、テレビにオンエアされるためにはこういうネタじゃないと多分駄目だろうなっていう考えのもと、ネタを作ってやってる感じですかね。

アキュート
まさに戦略ですよね。
マサキさん
はい。もう戦略ですね。
アキュート
ネタはどちらが?
マサキさん
ほんとの会社みたいなんですけど、今はこいつがベースを作ってきて、「じゃあちょっと預かります」ってなって、「ここちょっとここ変えようか」みたいなのを打ちあわせをやってるんです。

その前は2人で1個のネタ出して作ったりいろいろ試したんですけど、業界の方に「ボケの方がネタを作った方がいいよ」って言われて。

アキュート
ボケの方がネタを作った方がいいんですか?
マサキさん
やっぱり売れてる方ってみんなボケの方が考えて作るっていう。

僕らが養成所時代に言われたのは、ボケた時にお客さんが「え?」と思って、「これってこうじゃない?」って気付く前の1秒ぐらいに突っ込めって言われたんですよ。

アキュート
へぇ、興味深いです!
マサキさん
例えばお茶を持って、「これ水だよね」って言って、「え、これお茶だよね?」ってお客さんが気づく1秒前、「これ、お茶だ・・・」にかぶせて「お茶だよ」って突っ込むぐらいじゃないと笑いが起きないっていうふうに言われたんですね。

なので、ツッコミの方がネタを考えると、ツッコミ主導でネタができちゃうんですよ。そうなるとボケの自由度がやっぱり減るので、ボケの人がやってみたいなっていうボケをやって、そこに合わせて行くのがツッコミなんですよね。

僕らは、ツッコミのところが空白になってるんですよ。全部じゃないですけど。

サンドウィッチマンさんとかもそうらしくて、ボケの富澤さんがネタを考えてらっしゃるんですけど、伊達さんのツッコミは全部お任せ。みたいに、構成的なのを僕が考えて、2人で最終的に出来上がるっていうのが今のスタイルになった。それが成功かどうかもまだ分かんないですけど、いろいろ試した挙句、それが多分今1番いいんじゃないのかなと思ってます。

アキュート
なるほど!
色んな人の意見を取り入れたり、試した結果 今のスタイルになっているんですね。
しょっぴーさん
中には、「絶対に一言一句これで突っ込んでくれ」っていう人もやっぱりいるんですよ。
アキュート
そうなるとなんかもう・・・楽しくなさそうですね。
マサキさん
そのスタンスはできないよね。
しょっぴーさん
うん。ある程度余白は残しとかないと続かないかなとも思う。

 

しょっぴーさんが芸人になった理由

さくらだモンスター

 

アキュート
しょっぴーさんがネタを書かれてますが、早稲田にいた頃からお笑いの活動をされてたんですか?
しょっぴーさん
お笑いじゃないですね。お笑い芸人さんにオファーを出して、出演してもらったことはありました。

自分で企画書書いて、吉本さんとかに交渉して出演してもらうみたいなことはあったりとか、あとはイベントで学生を300人ぐらい集めたり、多い時には3000人ぐらいですかね。イベントの時にMCの真似ごととか、漫才の真似ごととかはやってたりしました。

その時はそれだけで楽しいな、ぐらいでお笑い芸人になろうとは思ってなかったんですけどね。

アキュート
それからなんで養成所に?
養成所に行くってことは芸人になろうと思ったっていうことですよね?
しょっぴーさん
そうなんですよ。
もともと高校ぐらいの時に、授業中に急に先生から「何か面白いことやれ」って言われた時があって、、
アキュート
ええっ!?どういう先生?(笑
しょっぴーさん
それが時間余ったんでみたいな(笑。

でもやったらウケて、「何かいいな」みたいなところから、ギャグとかをやるのが好きになって、自分のよく分かんないギャグ帳みたいなのを趣味として作ってやってました。

大学入ってからもギャグやったりとかしてたんですけど、企画出版サークルで大学3年生になるちょっと前ぐらいに企画だけではなく出版もやってたんですけど、早稲田大学でトップ規模の発行部数を誇ってるみたいな感じだったんですよ。

アキュート
スゴイですね!トップ規模の発行部数ですか。
しょっぴーさん
笑いのビッグウェーブっていう記事を書きたくて、その時の夏号のテーマをウェーブってしてたんですけど、当時、東日本大震災が起こった時期でした。

テーマのウェーブが不謹慎だとなってしまって・・・

マサキさん
波だよね。津波の波で。
しょっぴーさん
それで、テーマをパワーにしました!みんなに笑顔になってもらえるような記事書きたいと!

自分の造語なんですけど『笑顔力』って言葉を作り、「あなたにとって笑顔ってなんですか?」と色んな人に聞いていく記事を書こうと思ったんですよ。

笑いのプロにも聞いてみてえなと思って、企画書を作って吉本さんにそれを交渉したらオッケーもらえて、R-1で優勝した佐久間一行に取材に行けました。

1番痺れたのがチュートリアルさんで、しゃべくり007の楽屋で取材をさせてもらったんですよ!

アキュート
凄い!
しょっぴーさん
「すげえな」みたいな感じもあって、テレビの雰囲気を感じれて、ちょっとそういう業界良いなみたいなのを思ったんですね。で、自己分析した時に昔から目立ちたがり屋だったし、笑顔みたいなテーマはあるなと、自分の中の軸として。

ってなったら「じゃあお笑い芸人やってみたいな」と思って、それが大学3年生の20歳ぐらいなんですけど、その年の秋から入れる養成所があるってことを知って、ワタナベエンターテイメントワタナベコメディースクールっていう養成所に4月入学と10月入学があるんですよ。で、いち早くやりたいなと思って。

あと、就活するか芸人か迷って芸人なったっていうのもあって、各会社の企業理念も調べたんですよ。そしたらワタナベエンターテイメントの企業理念が自分の信念に合うなと思って。

マサキさん
もう就活だよね。
しょっぴーさん
大学3年生の10月から入ってそっからダブルスクールで当時、僕理系だったんで卒論とかも結構バタバタだったんです。
アキュート
それはドタバタですね。
養成所に入った理由みたいなのはあるんですか?
しょっぴーさん
お笑い養成所に入る理由として、相方を見つけるって言うのがあると思うんです。

養成所に行けば同じ信念を持った芸人で売れたいっていう人がたくさんいるから、そこで相方を見つけるのが1番早いかなと思って。で、養成所に入るべきだなって僕は思ったんですよ。

あと、お笑いも全然分かんなかったんで、いろいろ知りたいなっていうことでお金払う価値はあるんじゃないかなと思って入りました。

アキュート
じゃあ最初からピンでやろうとは思ってなかったんですか?
しょっぴーさん
思ってなかったです。
僕、漫才が好きで、M-1に憧れがあったっていうのがあって、コンビでやりたいなと。
マサキさん
養成所も1番最初はピンでやらさせれるんですよ、全員。

あれはマジで地獄だった・・・。それを見て、「こいつ結構面白い感性してるな」とか「合いそうだな」とかで誘ってくんですよ、「ちょっとコンビ組んでみない?」みたいな感じで。それでやってみて「ちげえな」ってなったら解散して、また別の奴とみたいな。

しょっぴーさん
その養成所はコンビの入れ替えというか、、
マサキさん
多かったですね。
しょっぴーさん
解散して組んで、解散して組んでみたいな。
アキュート
価値観の合う人を探す場みたいなところもあるんですね。
マサキさん
そうですね。
しょっぴーさん
そうなんですよ。
マサキさん
でも1回組むと解散するのは申し訳ねえなっていう人もいるんですよね。

だから、そのまま何となくやってた人もいましたけど、それで結果でなくて結局、芸人さんやめちゃったみたいな人もいるんで、やっぱりビシッと言えないと。
こいつもそうだったんですよ。

しょっぴーさん
2年ぐらいかな、ちょうど。
マサキさん
養成所で1番最初に組んだ子がいて、ずっとそのままやってたんで。
しょっぴーさん
そうそう。やっぱちょっとやってみないと分からない部分もあると思うんで、いろいろやった結果、やめるみたいな感じで。

マサキとかは、高校生と組んだ時もあったね?

マサキさん
あったあった!
しょっぴーさん
高校生は勢いはあるんですけど、全然世間とかも分かってないなってあったと思うんで、
マサキさん
そうそう。その話ですぐ「もう解散しよう」と思いましたね。
全然ビジョンが見えてないと思って。

 

マサキさんが芸人になった理由

さくらだモンスター

 

アキュート
高校生が10代とかだと思うので、そういった人と比べるとマサキさんは遅咲きでしたよね?
マサキさん
そうですね。
アキュート
遅咲きでもやろうと思った、何かスゴイきっかけとかあったんですか?
マサキさん
僕、もともと大学出てベンチャーでずっと働いてたんですよ。

そこはイベント会社だったんで、当時は作る側をやってました。イベントで実際に司会とかをやってたりもしてたんですよね。

営業をやっていて割と数字取っていて、会社も結構大きくなってたんですよ。その中でトントンって上がってっいって「さあ、こっから更におっきくするぞ!」みたいな時に、社長が脳梗塞で倒れたんですよ。

アキュート
ええっ!社長が脳梗塞ですか!?
マサキさん
倒れちゃって、「うわっ」ってなって、みんな「やべえじゃん」ってなってましたね。
アキュート
おおお、それはもう大ピンチですね!?
マサキさん
割と数字を取っていた僕が間の立ち位置じゃないですけど、上と部下との間を取り持って上手いことやってこうとしてたんですけど、僕より下の部下が辞めるって言い出したんですよ!
アキュート
まさか全員ですか!?
マサキさん
大勢が辞めるって言い出して・・・。
アキュート
スゴイ展開!
マサキさん
ただ俺はその社長に1番最初お世話になってたし、僕はこの社長のことが好きだったので色々キツいことも言われましたけど、仲良かったし。

それでもどうにかしたいと思っていたそんな時に、上の人からも色々と言われたりして・・・みたいな。

アキュート
なんかもう・・・、板挟み状態ですね。
マサキさん
上からも下からも両方から引っ張られて、僕が出した結果は、「ちょっとめんどくせえからやめよう」と思って。
アキュート
なるほど!
マサキさん
どっち行っても裏切りになると思ったんで、「この業界やめますわ」つって。で、やめたんですよね、27とか28とかに。

それで、「何やろうかな」ってやっぱりなるじゃないですか。僕はバスケットをずっとやってたんで、やっぱバスケで1回は飯食ってみたいと思って。

そのときに今のBリーグっていうバスケリーグの前身のBJリーグっていうのが、立ち上がるか立ち上がんないかぐらいの瀬戸際だったんですよ。で、これはバスケット選手として飯が食えるチャンスだと思って、もう1回本格的にバスケットに打ち込んだんですよ。

そしたら、ありがたいことに海外に選手を飛ばしてるエージェントの方と伝手で知り合って、「実はある国で今、日本人選手が欲しいってところがいて、行ってみますか?」っていうふうに話が来たんですよ。

アキュート
おお!すばらしいですね!
マサキさん
その国のことを調べたんですけど、貧困の差が激しかったり、地方に行くと普通に飯も食えない人達がいたり、しかも「銃社会なんで、バンバン銃で殺されます!」みたいに言われて、「それはちょっと刺激あんな」と思って。
アキュート
ええっ!?刺激的すぎる。。
マサキさん
年も年だったし、向こうから見たら日本人って海外選手じゃないですか。1回ケガしたらもうアウトなんですよ。もう一瞬でクビみたいな感じだったんで、「ちょっとリスク高けえな」と思っていろいろ考えた挙句やめたんですよ。
アキュート
色々調べて考えた結果だったんですね。
マサキさん
バスケット選手もやめて、「何しようかな、自分の好きなことやろう。ここまで来たら」と思って、僕はずっと昔からお笑いが好きだったので、その時パッと出てきた「お笑い芸人やってみようかな」と思って。
アキュート
突然パッとですか?
マサキさん
はい。それで周りに話してみたんですよ。そしたら「やめた方がいいよ、馬鹿なの?」とか、「いやいや、普通に仕事しろよ」みたいな。「でも、人生1回だしな。やりたいことやってみてえな」と思って、こいつと一緒で調べ始めたんですよ。

やっぱり養成所に行った方が良いと思って、1から基礎を知りたくて。

そのときはNSCに行く気満々だったんですよ。でもその時が6月か7月だったんで、吉本さんは次の4月まで待たなきゃいけない。
「いや、それは無駄だわ」と思って調べたらこいつと一緒で10月生を募集しているナベプロさんにヒットしたんですよね。

ナベプロの養成所がスタートして始まって、養成所って芸人さんって言っていいのかどうかも分からない、要はレッスン生みたいなもんなんで。
でもやっぱお笑いの仕組みとかもいろいろ聞いて、「なるほどね。面白いわ」と思いながら通ってました。

アキュート
社会人経験して、バスケット目指して、お笑いの養成所って、ターニングポイントがスゴイですね!
マサキさん
そうっすね。だから周りからはほんとに「いや、お前いかれてんな」みたいな感じで言われましたけど(笑

でも、やっぱ自分の人生は1回だから楽しまなきゃ。明日死んだら損すると思って、だから「あんまり日本人には向いてないよ」って言われました。「海外の思考だ。それ」とも言われて。
「じゃあ、お前責任取ってくれんの?俺の人生」って言ったら、「いやいや、そんなのできないよ」って言われたから「じゃあそうじゃん!」って凄い強気になってこっちが(笑

そんときはその会社でもそこそこ稼いでたし、普通に会社員やれば普通に安定した収入で何かしら違う方向に進んでたとは思うんですけどね。

アキュート
確かに!どこかに入っても何か結果出している気がします(笑
マサキさん
「何となくやりそうだ」とは言われるんですけど、でもやっぱ好きなもんやって、駄目だったらまたやめて、そっからスタートすりゃいいやと思って。
 
別に人生に期限ねえなと思ったんで、とりあえずお笑いをまずはやってみよう。で、のめり込んだんで。始めて2年ぐらいやってみて、3年ぐらいやってみて駄目だったら考えればいいかなと思ったんですけど、やっぱ結構お笑い芸人って楽しいんすよね。

笑わす職業じゃないですか。で、やっぱりみんな笑ってくれるし、自分達のネタ合わせとかやってたりしてやっぱり笑っちゃうんですよね。

でもやっぱ頭のどっかで「楽しいだけじゃ生きていけないから金稼がなきゃいけないな」と思って、やっぱこれをお金にするにはどうしたらいいんだっていう話を色んな人にして、お仕事もらったりとかして、楽しく笑いを届けて、お金を稼げる方法を常に模索しながらやってるっていう感じですかね。

アキュート
確かにある種、その発想は起業家というか営業マンですよね。

 

実際に芸人になってみて

さくらだモンスター

 

マサキさん
さっきおっしゃってましたけど、みんな個人事業主じゃないですか。
アキュート
はい。
マサキさん
だからみんなで金稼いでいかなきゃいけないし、食っていけないなら楽しくてもしょうがないと思って。

やっぱりよくいるんですよ。芸人さんでも20年やってて、今バイトやってて、「来年こそは僕M-1優勝しますよ」って言ってるんですけど、無理だと思って。
戦略が間違ってると思っていて、やっぱ自分達を俯瞰から見た時に何に優れてるのか、何が劣ってるのかっていうのを自分達で分かった上で、いろんなとこにプレゼンしたり。

僕らは結構しゃべれる方なんで、しゃべりって武器だなと思って、「MCをいろんなところでやってみてぇ」って話をずっとしてて、トーク力上げていきたいっていうのを念頭に置いてやると、不思議なもんでいろんなところからイベントのオファーいただくんですよね。「イベントでMCやってもらっていいですか?」みたいな感じなんで、今も僕らの仕事の7割ぐらいは大体司会業なんですよね。

「自分達の強み何?」って言ったら、多分しゃべりの方が特化してるので、おそらくタレント思考っていうのもそこにつながってくるのかなっていう。ネタだけめちゃめちゃ強い人達ももちろんいるんですけど、難しいと思うんですよね。

アキュート
ネタだけだと難しいですね。テレビを考えると。
しょっぴーさん
色んなイベントとかでMCさせてもらって思ったのが、MCが素人さんだとやっぱイベント自体が回らないんだなって思ったんですよ。
マサキさん
盛り上がんないよな。
アキュート
確かに
しょっぴーさん
そうそう。例えば結婚式の司会とかを友達に頼んでる人とかいるじゃないですか。それって参加した時とかに全然まとまってないなとか、時間もグチャグチャになってるなとか。

自分達がやらせてもらって分かる事もあって徐々にスキルアップしていくと、イベント自体がちゃんと成り立つようになっていくので、イベントのMCとかって大事だなと。

イベントの中にネタとかってコンテンツがあるわけだから、どっちもできる自分達は、そういう意味では使いやすいのかなみたいな感じで最近は思い始めてきました。

マサキさん
でも、デメリットはどっちかに突出してない。

ある程度はそこそこ、だから器用貧乏みたいな感じですね。だたトップクラスの人達。例えばですけど、テレビでクリームシチューの上田さんとか雨上がりさんとかを直接見たことがないので、どのレベルなのかも自分達の立ち位置でも分からないですね。

だけど、参加したお客さんとか主催者の方達は「めちゃめちゃ良かった。ありがとう。凄い良かったよ」とは言ってくれるんで、でもそのまま鵜呑みにはしないようにしてますね。

しょっぴーさん
イベントとかで明らかにスベってても、終わった後に主催者の人が「凄い良かったですよ」って言われると「え、嘘でしょ?」と思って。
アキュート
まずい料理出てきても「美味しい」って言うようなもんですよね(笑
マサキさん
でもそれをやらなきゃいけないのがテレビタレントなんで。まずくても「美味しいっすね、これ」って言わなきゃいけないっていう。それはそれで特訓なのかなと思いながら。

だから、「もうこれ駄目だったな」って時は先に謝るんですよ。「今日ごめんなさい。こんなんで」って言ったら「全然大丈夫ですよ」「いやや、大丈夫じゃないっすよね」みたいなこと言って、でもやっぱ不思議なもんで、駄目だなと思ったらやっぱ次オファー来ないっすね。
合う合わないもあるんで。

しょっぴーさん
嬉しいのはMCとかやらせてもらってイベント出演した後に、予算の関係とかで次出れなかった時に、やっぱり僕らの方が良かったってことで、その次に呼んでもらえた時とかがあったりするんで、それは凄い嬉しいですね!
マサキさん
ありがたいですね。
しょっぴーさん
分かってくれたんだなみたいな。
マサキさん
事務所のホームページにも僕らの仕事の実績で一応書かせてもらってるんですけど、司会、MCがめっちゃ多いですよ。

いろんなところから「今のテレビはしゃべれないと駄目」って聞くんで、これはやっぱり武器かな、と。ただ、今のところは出るまでの武器がないっていう。

しょっぴーさん
1回やっぱ出ないとどうにもなんないんですよ。
アキュート
必要な武器が違うんですもんね。層によって。
しょっぴーさん
てなって、やっぱネタは大事だなって思って、ネタに力入れようとしていて単独ライブを年に何回か。多い時には年に4回ぐらいやった時もあったもんね。
アキュート
単独ですか?
マサキさん
単独で毎回新ネタだけやってみたいな感じで。
アキュート
毎回新ネタですか!?
しょっぴーさん
やっぱ自分達の1番合うネタとかもちょっと分かんないんで、いろんなパターン試したり、模索中ではあるんですけど。
マサキさん
ネタありきっていう部分がやっぱ芸人さんってあるんで。誰かにも言われたんですよ、お笑い芸人ってサラリーマンみたいな名刺持ってないじゃないですか、「お笑い芸人の名刺ってネタだから」って言われたんですよ。「なるほど」と思って。

だから、「ちょっと今やってみて」って言われた時には何かできるようなネタ、名刺代わりのネタっていうのは必ず持っとかなきゃいけないなと思って。

しょっぴーさん
最近、オーディションとか行かせてもらった時に、やっぱり時間って1、2分とかなんですよね。

今後、強いネタっていうのを作っていかなきゃなっていうところを2人で話してて。

マサキさん
難しいですよね。やっぱりね。
アキュート
実際ネタとか作っていろんな活動してる中で、結構そういったMC業とかもされてるようだとすると、アルバイトとかはそんなにしてない感じなんですか?
マサキさん
やっぱ差が激しいのでできる月と、できない月が。

僕の持論なんですけど、お笑い芸人さんって売れてないお笑い芸人さんってお金ないっていうイメージあるじゃないですか。でも俺、売れてないお笑い芸人さんってバイトできる時間あるんで、逆にお金あると思うんですよね。売れてる人は本業でもちろん食べてるんで、僕らみたいな中間層が1番お金ないなと思うんですよ。

しょっぴーさん
時間もあんまないし、稼ぎも時間もないっていう社会的に1番駄目なタイプなんですけど。
マサキさん
バイトしてた方が稼げるような案件の時もあるんですよ。

例えば「ギャラ5000円だけどいい?」って案件の時に、300人集まってるってなると300人に知ってもらうチャンスじゃないですか。だからバイトやれば1万円ぐらいもらえるかもしれないけど、バイトをしないでそっちに行くっていうことがやっぱあるんです。

もうちょっと知名度出てくれば「5000円でいい?」のところが「3万円でいい?」とかなってくるんで、だけど今はバイトをしないと多分生きていけないです。

シフトに大分融通が利くところとか、知り合いのところにポイントで使ってもらえるようなバイトばっかりになっちゃいますね。やっぱね。

しょっぴーさん
自分の時間でっていう感じのバイトをさせてもらってるんで、それはほんとにありがたいなと思うんですけど。
マサキさん
あんまり固定したアルバイトみたいなのは俺もこいつも今あんまやってなくて。
しょっぴーさん
「バイトだから」ってあんま言いたくなくて。たまにですけど、ライブのオファーとかあった時に「バイトなんで」って言う人がいるんですよ。
それ意味分かんないなって思うんで。
マサキさん
本末転倒ね。
アキュート
そうですよね。
しょっぴーさん
だからなるべくそういうのがないような感じで融通の利かせてもらえるようなところ探してます。
アキュート
さっきの話で今のさくらだモンスターさんが中間層っていうのは分って、苦しいとか厳しいって言ってたじゃないですか。
マサキさん
だと思います。多分。
アキュート
やめようとか全く思わないんですか?
マサキさん
今も昔も思ったことはないですね。

ただ、未来が分からない。もし自分が40になった時、45なった時に今と同じ気持ちで果たしてできるかなっていう。

ちょっとガテン系のバイトお願いされた時に50歳なってもそれ、今と同じ能力でできるかってなってくると思うんで、過去から今現在まではやめようと思ったことは、俺もこいつも多分ないですけど、未来に関してはちょっと分からないなと思ってますね。

アキュート
期限とか設けたりとかするんですか?
しょっぴーさん
期限じゃないですけど、2020年東京オリンピックっていうところで大体30歳、40歳ぐらいになって、僕らの芸歴も10年ぐらいになってくるので、それがもともと1つラインで、そこでもし今と同じ気持ちでできるんだったら続けたいし、「もう無理じゃない」って思ったら・・・、みたいな話は昔したことはありました。

今のところ、超角度はちっちゃいですけど右肩上がりになってるんで、続ける感じになるのかなと思うんですけど、行ってみないと分かんないというか。

 

芸人を目指している人へ伝えたいこと

さくらだモンスター

 

アキュート
最後に2つありまして、実際今、芸人を全力で追ってる途中だと思うんですけど、例えば芸人を目指したいって思ってる方とか、今芸人やってる人に対して経験から伝えたいこととか、伝えられることとかをお願いできますか?
マサキさん
違った角度になっちゃうんですけど大丈夫ですかね?
アキュート
はい!
しょっぴーさん
やってる人にはおこがましくて言えないんですけど、芸人をこれから目指したい、、
マサキさん
目指したい人はやればいいよな。
しょっぴーさん
もうやればいいと思う。全然好きなことやればどうぞって感じですね。
やってみないと多分みんな分かんないし。
マサキさん
で、悩んでんだったらやればいいと思うんですよ。やりだして悩むんだったらやめた方がいいと思います。
アキュート
なるほど。
マサキさん
やってスタートして、どうしようかな?だったらやめた方がいい。多分向いてないと思います。

やる前に悩むんだったらやった方がいい。しばらくやってみて「どうしようかな。やめた方がいいのかな?」だったらもうやめた方がいいと思います。多分そこで成功はないと思います。

絶対成功してやるんだ!何とかしてやろう!っていう気持ちじゃないと多分成功しないと思うんですよね。天才は別ですけど。

チャレンジするのはもちろん大事なんですけど、チャレンジして駄目だなと思ったら別の道でもいいんじゃないの、って俺らは思うんですけどね。

しょっぴーさん
1歩踏み出せない人は結構できない言い訳考えちゃうんですけど、じゃなくてどんどんやる言い訳考えていけばやれるから、ちょっとポジティブに考えてった方がいいのかなっていうふうに思うんで。
やりたいんだったらできるはずなんで。
マサキさん
人生1回なんで好きなことやった方がいいかなと思うんです。ただ僕的に、「YouTuberになりたい」って言ってYouTuberになるのはやめた方がいいと思います。
アキュート
それは何でですか?
マサキさん
YouTubeも、そこそこ売れてる人達とか、お金稼いでる人達からたまに話聞くんですけど、今から始めて今のYouTuberを超えるような動画とか、超えるようなシステムって今から絶対ないって言ってます。

どんどん今YouTubeが規制が掛かってきてるんで、今が1番自由で1番弾けてる時の人達なんですよ。だから自分達のその状況を超えれることは多分今後ないから、自分達に憧れて自分達みたいになれると思ってYouTube始めるんだったらやめた方がいいってみんな言ってます。

あと、そんなに簡単じゃないってみんな言います。毎日動画上げんのほんと大変だからねみたいな。

しょっぴーさん
ある程度覚悟はないと。お笑いもそうですけど。
マサキさん
すごい勉強してますね。
YouTubeのシステムがどうだとか、こうなったらいくらお金入って来るとか、やっぱり賢いっすね、みんな。

YouTubeって、Googleじゃないですか。だから全てデジタルなんでシステムとかをちゃんと理解しないと、自分で上げても動画消されたりとか、ヒドい動画上げてたり、それで売れたいとかどうなの?みたいな。

ただ、YouTuberも芸人さんも別にやりたいんだったらやってみてもいいと思うし、資格がない職業なんで。始めてみたかったらやってみた方がって思います。

アキュート
さっきのマサキさんの話じゃないんですけど、周りから「いや、無理だよ」とかって言われて悩んだりとかもするじゃないですか。そこを乗り越えられるか乗り越えられないか、、
マサキさん
だと思いますね。
多分、どうしようか悩むぐらいだったらやらない方がいいんじゃないかなって。
しょっぴーさん
やりたいこともやるべきだと思うんですけど、やりたくないことしかやってない人は訳分かんないなと思うんですよね。

 

目指しているものがない人、無気力な人へ

さくらだモンスター

 

アキュート
それも聞きたかったんですけど、芸人とか仕事とかサラリーマンやられてると分かるかもしれないんですけど、月曜日の朝だるいやみたいな人とか、毎日家と会社の往復だけだよとか、特に趣味もないみたいな人とかっていると思うんですよ。

そういった人に言いたいことというか、伝えたいことというか。違う世界を見てるからこそ言えることというか。

マサキさん
僕の年齢の社会人、サラリーマンって大体結構いい役職になってたりするじゃないですか。

飲み会とかに呼ばれて行ったら大体みんな愚痴を言ってるじゃないですか。「会社の上司がさ」みたいな。で、僕その話聞いてていっつも言うんですけど、「じゃあ嫌ならやめりゃいいじゃん」って言うと、「いや、やめるとさ、お金もないしさ」みたいに。

「お金がどうたらこうたら」「じゃあやめなきゃいいじゃん」「でもやめないとさ」ずっと繰り返すんで、「じゃあ好きにしたら」でいっつも終わるんですけど、好きにできない人に関して多分そういう人にかける言葉ってないんだよね。

しょっぴーさん
俺も悩みばっか言ってる人には「やめたらいいんじゃないですか?」みたいな結構言うんですけど、「嫌なんじゃないんですか?」みたいな。
別に転職とかもできるし、今の時代。
マサキさん
なんで、やっぱり言えることとしたら、良くも悪くも自分の人生決めるのは自分だぞってことですかね。自分の人生は自分で決めた方にしか動かない。

悩んでる人は、じゃあ自分がどうしたいか、の方向に1歩踏み出してみるべきなんじゃないかと、それで周りに言われて踏み出せないんだったら、一生そのまま居なさいよっていう。それも人生っていう感じですかね。

しょっぴーさん
平日ちゃんと仕事してれば、プライベートの時間で家族との幸せな時間が持てるから、しんどいけど仕事をしてると思うんですけどね。

だからそれが幸せだったら続ければいいし、それすらも崩壊してたら全部捨てればいいし(笑

マサキさん
それすらもどうしていいか分かんないっていう人、ほんとにどうしていいかっていう無気力な人には外に出てくださいって言うんです。
外に出ると発見が絶対あるんすよ。家にいてずっと考えるぐらいだったら、外に出て歩きましょう。

太陽も浴びるし、今日は暑いな。今日は寒いなっていうのでもう気付きじゃないですか。

人間って光合成してなんぼというか、人と接しないと何も始まらない、自分だけで生きてるんじゃないぞ。人に生かされてるんだぞって思わないと。

例えば「俺は株で儲けてるんで」とか「俺はFXで」とかいるんですけど、そしたら株を考えたのは誰?FXのシステムを運営しているのは誰?みたいな。

アキュート
そのシステムを運用してる人がいるわけですからね。
マサキさん
そこまで考えられない人が多いのかもしれない。そこまで頭回んないっていうか、もっと広い世界をいっぱい見た方がいいんじゃないかなという。
アキュート
なるほど!
無気力な人ほど外に出た方がいいですよね。
さくらだモンスターさんお2人の経験からのお話、ありがとうございます!

 

 

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さくらだモンスター