声優のお給料は?「ランク」システムと個人事業主について

声優のお給料は?

声優の給料について

ほとんどの声優は日本俳優連合(日俳連)に登録して活動を行うことになります。

事務所が日俳連に所属しているか、していないかで変わりますが、新人は3年間「ジュニア」と呼ばれるランクになります。

その3年間はアニメや映画の吹き替えであれば、15,000円となります。

 

どんなに長文をしゃべっていても、ほんの一言であっても、セリフの数とは関係なく一律15,000円です。

そのため、この3年間は新人にとっての育成期間というイメージです。

 

サラリーマンが入社したら「最低3年間はその会社で働けよ」と、よく言われているようなのと似ているかもしれません。

まずは3年働こう
過去言われていた話として、週に4本のレギュラーをやれば食えるとも言われています。

これは計算してみるとわかることで、仮に週に4本のレギュラーがあると、

 

週に
15,000円 × 4 = 60,000円

月にすると
60,000円 × 4 = 240,000円

となります。

 

おお!新人で24万円もお給料がもらえる!と思うかもしれませんが、これは事務所に対して支払われる金額となります。

 

なので、ここから事務所のマネジメント料が差し引かれます。
(事務所もマネージャーさんへのお給料等もあるので、こういった費用がかかってきます。)

仮に事務所のマネジメント料が20%だとすると、本人支給額は
240,000 - 48,000 = 192,000円

となります。

 

この約19万円という金額は一般的に「額面」と言われている金額です。

この額面から所得税や国民保険といった国に支払うお金が差し引かれ、最終的に残る金額が「手取り額」です。

最終的に残る手取り額は17万円程度となります。

 

なんとか生活できそうな感じがしますね。



が、

 

毎月毎月、週4本のレギュラーを獲得することが新人にできると思いますか?

 

正直無理です。

 

新人の期間、3~5年間の間は声優でのお仕事のお給料はほぼ0円だと思っていた方が良いです。

毎年何百人と新人声優が登場します。
さらには、すでに声優として活躍している先輩方と同じ土俵で戦うことになります。

そんな環境の中で、新人でいきなりお仕事をもらえるのはよほど飛び抜けた才能や運がある一人くらいなものです。

 

ジュニアランクの先は?

声優のジュニアランクの先は?

そんなジュニアランクもいることができるのは3年間です。

その後も声優を続けたいというのであれば、事務所と相談し合い、契約をして、ランクを自己申告して「ランカー」という立場になります。

3年後のランクは自己申告です。申告するランクによってもらえるお給料が変わってきます。

 

色んなことを考えつつ、自分のランクを決める必要があります。

お給料いっぱいほしいからランクを高くすると、
→制作側が支払う金額が増えるので仕事がもらえなくなる可能性がある。

反対にランクを下げると、
→もらえる仕事が増えるかもしれないけどもらえるお給料は減ります。

 

一つの仕事にたくさんの声優が群がっている状況なので、いかにして声優としての自分の金額と声の質を売り込み、選んでもらえるかの競争となります。

経験と実績とのバランスがシビアです。

 

声優ごとのランクは公表されているわけではないのですが、上位ランクの人は1割程度だそうです。

そしてランクも徐々にあがっていき、さらにその上のランクになる場合は「ノーランク」とよばれる立場になると、ギャラはお仕事ごとの自由交渉になります。

 

レギュラーのお仕事を持っている場合に限りますが、
20代・・・約13万円
30代・・・約18万円
40代・・・約23万円

程度のお給料をもらっているそうです。

 

あくまでレギュラーのお仕事を持っている場合ですが。。。

 

声優の給料体系は個人事業主と同じ

声優は個人事業主

 

サラリーマンとは違い、声優、芸人、俳優、漫画家さんは「個人事業主」という形となります。

個人事業主は、どこかの会社に雇われるわけではないのでお給料は完全成果報酬です。

 

例えで言うと、八百屋さんです。

八百屋さんも個人事業主なので、いかに良い野菜をいかに安く売るかで生計をたてています。

野菜が売れればお給料が入りますが、野菜が全く売れなければお給料は0円となります。

 

これは声優も同じで、事務所に所属していたとしても立場は「個人事業主」となるので、全く仕事がなければお給料も当然0円となります。

なので、事務所やマネージャーさんがいてお仕事を持ってきてくれる。なんて甘い考えを持っている人は今すぐその考えを改めないと、いずれ痛い目をみます。

 

個人事業主となるので、自分をプロデュースする経営者になると言っても差し支えないと思います。

声優だけで一生食べていくということはそれだけの覚悟が必要になります。

 

事実は一つ、その事実に対しての考え方は人それぞれ

 

今の声優業界のお金のこともキチン把握したうえで、それでも声優を目指します!

という人は、その覚悟があると思うので、そのまま声優という夢に向かって進んでいってほしいと思います。

 

反対に、その生活は自分には厳しいかな。と思う人もいると思います。

そういった人は、週5日は一般的なお仕事をしながら、声優という仕事をフリーで受けたり、週末だけ何かのイベントに協力したり。

夢を進化させることで、自分に合った「ワーク(仕事)」と「ライフ(人生)」を歩んで行ってほしいと思います。

 

 

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