お店に来たお客様に声をかける時のちょいコツ!
こんにちは!
今回は、元携帯ショップ店長の宇崎が「お店に来たお客様に声をかける時のちょっとしたコツ!」をお届けします♪
本題に入る前に、営業トークのかけ方が大きく分けて二種類に分類されるって知っていますか?
それは、「理詰めタイプ」と「自分を売り込むタイプ」です!
淡々と相手の『今買わない理由』を消していき最終的に『今買わないと損をする』という気持ちにさせる「理詰めタイプ」。
それとは違い、とことん自分を売り込み、相手の懐に入っていき自分を気に入ってもらってからじわじわと商材を提案する「自分を売り込むタイプ」
かつては私自身もプレイヤーとして働いていて、お客様への声掛けや営業トークを行っていました。
その後に店長となり、同僚や部下に営業トークの仕方の指導を行い、様々な人達の営業トークを見てきました。
そんな経験からお伝えしたいお客様へのちょいコツなのですが、まずはあなたがどちらのタイプに分類されるか自己分析してみてください。
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「理詰めタイプ」と「自分を売り込むタイプ」、自己分析した結果、あなたはどちらでしたか?
ここで一つポイントなのが、「理詰めタイプ」が良くて「自分を売り込むタイプ」がダメとか、「理詰めタイプ」がダメで「自分を売り込むタイプ」が良いというわけではありません。
あくまで自分にあった営業手法がどちらなのか。
それを自己分析することで、自分の強みが見えてきます。
ここでさらにもう一つポイントがあって、自己分析をした後に必ず周りの人からの意見ももらうということです。
例えば、普段自分が行っている営業を周りの人が見た時にどのように感じているかを聞いてみたり。
ちょっとした時に周りの人とロープレを行ったりして、周りの人に自分の営業トーク風景を見てもらい他者分析をしてみてみることをお勧めします。
自己分析と他者分析のどちらも行うことで、より精度の高い自己分析を行うことができます。
自分のタイプが把握できると、周りからも直接的なアドバイスをもらえるようになるため、上達のスピードも速くなります。
自分のタイプが分かったうえで、その営業スタイルにちょいコツをプラスアルファしてみてください。
今日から使えるプチテクニック
コツ①:相手の呼吸に合わせて話を進める
コツ②:迷っている人にはこちらから答え(買う)に導く
コツ③:迷っている背中を一押し!
難しいことは言いません。
騙されたと思って試しに意識してみてください!
ちょっとした事を意識づけると、「あれ?なんか売れるようになってない?」と周りがざわつくぐらいメキメキと売れるようになります。(これは本当です!)

【コツ①:相手の呼吸に合わせて話を進める】
相手の呼吸に合わせるというのは、相手の口調のスピードに合わせたトークをするということです。
例えば、相手がゆっくりとした口調の方ならそれに合わせ、ゆっくりとしたスピードで話します。
反対に、相手が早い口調の方であればそれに合わせて早いスピードで話します。
これだけです!
売ろう!売りたい!と思っている側は意外と気付かないのですが、売りたいという意思が強いあまり、相手の呼吸を意識しないで話している人がいます。
これは、ゆっくり話すお客さんからすると、早口で営業トークをされると何を言っているのかよく分からない。
口調が早いお客さんからすると、ゆっくりした営業トークをされるとイライラして、会話の内容が耳に入ってこなかったり。
相手との呼吸が乱れると売れるものも売れなくなります。
実際にこのアドバイスをしただけで獲得率が1.5倍に上がった人もいました!
ぜひ一度、「相手の呼吸に合わせて話を進める」をやってみてはいかがでしょうか?
【コツ②:迷っている人にはこちらから答え(買う)に導く】
「どうしようかなあ」と悩んでいて中々決断しようとしないお客さんに対して、よく、どうしていいかわからず沈黙が生まれてしまったり、迷いに迷って結局検討に着地してしまうケースが見られます。
こういった優柔不断な人には、こちらから答えに気持ちを導いてあげましょう!
「私がお客様なら買いますね!」や「お客様の状況ならこっちに変えた方がいいですよ、なぜなら安くなるので!」といった感じです。
お客様に伝える時は、あくまでも相手の立場に立って考えてますよ。というニュアンスを醸し出しつつ誘導してみてください。
これができる人とできない人で大きく変わってきます。
意外と思われるかもしれませんが、人によっては何で悩んでいるか分かっていないことがあります。
えっ?っと思われるかもしれませんがそういったこともあります。
もちろん、安いから買う!新機種が欲しいから買う!といった明確な理由や目的を持って購入に来ている人もいますが、何かあったらいいな。くらいでふらっと来るお客様もいます。
そういった人からすると、話を聞いて確実にメリットしかないと分かっていても動けない人もいるのです。
それは、金額だったり、手間だったり、変化を恐れていたり、単に気分が乗っていなかったり。
理由は人それぞれありますが、そういった「迷っている人にはこちらから答え(買う)に導く」をぜひ一度してみてはいかがでしょうか?
【コツ③:迷っている背中を一押し!】
「もしお客様が億万長者(○○)だったらおすすめしません。でもお客様、億万長者(〇〇)ではないじゃないですか。だったら変えていただいた方がいいです!」
私がよく使う鉄板な言い回しです(笑
○○には類似的な要素のものであればなんでも大丈夫です。
優柔不断で迷っている人への最後の一押しの時に使うと非常に有効です。
以上、お店に来たお客様に声をかける時のちょいコツ3選をご紹介しました。
お伝えした内容は、実際にお客様に対して販売を4年間していた実体験からのちょいコツになります。
当然、私も初めからお客様に買って貰えたわけではありません。
やっぱり、なかなかお客様に買ってもらえない期間がありました。
でもそんな時に先輩からのちょいコツを教わり、そして少しずつ始めることで、お客様に少しずつ買ってもらえるようになりました。
一人だけで悩んでいても解決しないときはありますし、そんな時こそ周りの人に頼ることが大切だな、とも感じた経験です。
そんな経験から、私もTAとして、今までのノウハウをお伝えしていきたいと思います。
今回お伝えした「ちょいコツ3選」が少しでも役に立った良いなと思っています。
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