アーティストの収入は?ミリオンセラーの印税やカラオケの使用料を解説!

ミュージシャンの年収

ミリオンセラーCDの印税はいくら?

アーティストの収入として真っ先に思い浮かぶのが、CDの印税かと思います。1,000円のCDが1枚売れるといくらもらえるのでしょうか? 印税収入は、

アーティスト・・・10円(1%)
作曲家・・・15円(1.5%)
作詞家・・・15円(1.5%)

と言われており、アーティストがグループであった場合、さらにここからもらえる金額をバンドメンバーの人数で割り振る必要があります。

 

最近のSixTONESのイミテーションレイン(『Imitation Rain / D.D.』)のように、仮に売上枚数が100万枚を超えるミリオンセラーとなると、

アーティスト・・・10円 × 100万枚 = 1,000万円
作曲家・・・15円 × 100万枚 = 1,500万円
作詞家・・・15円 × 100万枚 = 1,500万円

アーティストが作曲も作詞もやっている場合は、合計4,000万円がもらえる計算となります。

ただし、先ほどのとおり、4人グループの場合、4人で割り振ることになるので一人当たり1,000万円がもらえることになります。

このCDが売れないと言われる時代に仮にミリオンセラーを出しても、1人当たりもらえる金額は約1,000万円となります。

 

2019年のシングルCDで売り上げが100万枚を超えたのはたったの4枚で、しかも全てAKBや乃木坂でした。

【参考】2019年オリコン年間シングル ランキング
https://www.oricon.co.jp/confidence/special/54091/2/

2019年に50万枚以上を売り上げたアルバムもたった3枚という状況です。

【参考】2019年オリコン年間アルバム ランキング
https://www.oricon.co.jp/confidence/special/54091/4/

メジャーデビューしても月収が10万円というミュージシャンも多いそうで、こうなるとCDだけでは食べていくことが難しいです。ライブを行ったり、動画配信をしたり、グッズ販売をしたりして収入を稼ぐ必要があります。

例えばPPAPの大ヒットで知られるピコ太郎さんはあるテレビ番組に出演した際、最高月収は「1カ月で25年分を稼ぎました」と言っています。このピコ太郎さんの言葉からは、アーティストは一発逆転の世界であることが伺われます。

 

カラオケからのJASRAC使用料は?

冒頭で話した通り、CDの売上が下がってしまっているのでカラオケは重要な収入源になり得ます。 例えば、ゴールデンボンバーの『女々しくて』はCD売上としては約15万枚(推計)でしたが、カラオケからの著作権の使用料が国内最多となり、ヒット当時は「月1,000万円もあり」発売から10年近く経っても、「月20~30万円の収入が入ってくる」そうです。

音楽の権利の話となると話題にあがるのがJASRAC(ジャスラック)です。

JASRACがカラオケ店と契約し、著作権の使用料をアーティストに分配しています。

例えば、広さが10名までの部屋でビデオカラオケの場合、カラオケ店はJ〇SRACに月額使用料4,000円を支払うことになります。

【規程抜粋】カラオケ施設における演奏等
http://www.jasrac.or.jp/info/play/pdf/inst.pdf

細かい区分けがあるので一概には言えませんが、お店の部屋数が10部屋だとすると、カラオケ店はJASRACに毎月4万円を支払うことになるようです。

カラオケ1曲再生あたり約5~7円の印税が支払われると言われています。
この5~7円を、アーティスト、作曲家、作詞家で分けます。
一人のアーティストが、作曲と作詞もしていると一曲あたり7円が支払われます。

例えば、一人のアーティストが、作曲と作詞もしていて、一日1,000回カラオケで歌われているとすると、

7円 × 1,000回 = 7,000円

一日あたり7,000円の収入となり、年間では

7,000回 × 365日 = 2,555,000円

となります。

 

毎日1,000回歌われる曲を作ったとしても年間で入ってくる金額は約250万円となります。

これは、一人のアーティストが作曲と作詞もしていた場合です。また、グループの場合はこの金額を人数で割る必要がでてきますし、時代とともに歌われる回数が減ってくる可能性もあります。

なので、もっと多くの人に歌われる曲を出したり、曲数をたくさん世に生み出す必要があります。

 

有名なアーティストになって、稼いで高級な車に乗って大きな家に住んで・・・。

色んな夢追い人に会うとこういった夢を抱いている人に会うことがありますが、ここまで読んでいただいて感じた通り、アーティストやミュージシャンは簡単に稼げる職業とは言えません。

漫画家やお笑い芸人の一発屋のように、一曲が大ヒットして一時的には大きな収入を得ることがあったとしても、それを継続して収入を得ることは非常に難しいです。

 

音楽だけを突き進んだ結果、10年後、20年後にサラリーマンになろうとしても何十年というハンデがあるので、厳しい状況になります。

こういった状況を知ったうえでもアーティストやミュージシャンを目指す!という気概のある人でないと目指すのは難しい世界だと思います。

もし、音楽の道を追い続けている途中で夢が進化し、バンドの先生やスタジオミュージシャン、サラリーマンや個人事業主など別の夢が見つかった時も全力で突き進んでいってほしいと思います。

サラリーマンをしながらでも週末に演奏を披露したり、アーティスト等を目指している友達の手伝いをすることで音楽に関わることはできるのですから。

 

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