魅せるということ
アキュートでは「ワークライフなび」というサービスを行っています。
ワークライフなびでは、一人一人に専任の担当が付き、毎月の面談と教育カリキュラムを通しながら成長し、正社員として就職しよう!というものです。
実際、昔ひきこもりで働いたことが無かった青年、昔ミュージシャンをしていた人、昔芸人をしていた人たちが、担当の先生と二人三脚で仕事を通して成長しています。
今まで、仕事を全くしたことが無い人、夢を追いかけていた人や正社員経験がある人など数多くの人と会った中で感じたことがあります。
それは、
相手に魅せるということです。

音楽であれ、お笑いライブであれ、企画資料であれ、プレゼンであれ、相手に対して何かしら提供するものがあります。
音楽であれば、自分が作った作詞や作曲、自分の思い描いた世界観などがあると思います。
芸人であればネタ。社会人であれば、クライアントに提案するための企画資料などです。
ここでポイントになるのが、必ず相手がいて、見た人の反応があって、その反応が作った人の意図したものになるかどうかが大切になってくることです。
仕事をしていると、「相手の立場になって考えろ」なんてことを言われるシーンがありますが、これは色んな芸事でも同じだと思います。
音楽であれば、聴いた人が感動して涙を流したり、楽しくなって前向きになったり。お笑いであれば笑ってもらえる。漫画であれば、のめり込んで読んでもらえる。
ただ、自分の考えたことや思いついたことを伝えるだけではダメなのです。
相手の感情を揺り動かすこと。「相手に魅せる」ことが重要になってきます。
一部の天才や才能あふれる人も、相手に魅せているのです。
そのごく一部の才能あふれる人は、もしかしたら相手のことを考えたりはしていないかもしれません。
しかし自分が良いと思うもの、面白いと思うものを突き詰めた結果、相手を魅了するような作品を生み出し、相手の感情を揺り動かしています。
芸事であれ、ビジネスマンであれ、相手に魅了することが重要なのです。
ビジネスマンも、上司が「これならOK!」と言うような資料を作成し、提案することが重要です。(=相手を魅了する)
どんなに資料を作ったあなたが、「この資料は完璧だ!」と思ったところで、上司の感情やクライアントの感情を揺り動かせないのであれば、それは単なる独りよがりになってしまうのです。

これは芸事も同じだと思います。
どんなに自分一人で「この作品は完璧だ!」と思ったところで、それを見た人の感情を揺り動かせないのであれば、それは相手に魅せることができない駄作でしかありません。
もちろん、「それでもいい!自分は周りの評価なんて気にしない」というのであれば、それももちろん良いと思います。
周りから良いと言われなかったり、どんなに評価されなかったとしても、不平不満を言わないのであればそれもアリだと思います。
あくまで趣味だと思うので。
ただ、周りの人から1ミリでも評価されたい、頑張っている自分が認められたい、と思っているのであれば、相手に魅せているか振り返ってみることをお勧めします。
自分としては、面白い!良いと思っている!けど評価されないという人は、一度周りの人に意見を求めてみるのが良いと思います。
その結果ヒドイことを言われるかもしれません、しかし、ステップアップするためには失敗や躓きも大切です。
それを乗り越えた時にバネのように跳ね上がる事ができるからです。
ビジネスの場でもそうです。上司がNGを出すのには経験からくる何かしらの理由があるはずだからです。
その上司の背景にある体験、経験が分からないのであれば作りかけの資料を持って聞きまくるべきです。
色んな上司がいるので、優しく教えてくれたり、厳しく言われたり、たいしてアドバイスもらえなかったりするかもしれません。
しかしそうすることで、少なからずあなたは前進しています。
そういった経験や体験をすることで、ステップアップすることができます。
芸事をやっている人、社会人として仕事をしている人、自分が「相手に魅せる」ことができているかどうか、是非この機会に振り返ってみてはいかがでしょうか?
そして躓いている人は相手のことを知るために、周りの人に聞きまくってみてはいかがでしょうか?
そうした経験をすることで、一歩でも半歩でも人は成長することができると思います。
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