漫画家の年収は?発行部数100万部の印税を解説!

コミックスの印税

発行部数100万部!稼ぐ漫画家の印税はいくら?

〇〇という漫画が累計発行部数200万部を突破!

というCMや動画広告何かを見たことがあると思います。そして、「200万部ということは大体いくらくらいかな・・・」なんて計算したことが一度はあると思います。

今回はそんな漫画の発行部数に関するお金の情報になります。

漫画家の主な収入

漫画家の収入は主に3つあります。
・原稿料
・コミックス印税
・グッズ

中でもコミックス印税に関しては、『今この漫画が熱い!累計発行部数150万部』のようにマンガの売り上げ部数が数字として書店で見かけることもあるので、気になる人も多いのではないでしょうか?

コミックスの印税収入は一般的には8%~10%ほどと言われており、単行本の値段にもよりますが週刊少年ジャンプの単行本(現在440円)で例えると、

440円 × 0.08(8%) = 35円(コミックス印税)

100万部売れたとすると、
35円 × 1,00万部 = 3,500万円

となり、仮に累計発行部数100万部売れるコミックスを作ったとしても、一生生活していくことは難しいのが現状です。

売れているコミックスの印税は?

コミックスの印税

ここで去年、爆発的ヒットを飛ばしアニメ化もされ社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』のコミックス印税を見て見ましょう。

『鬼滅の刃』の去年の売り上げ推定1,080万部とされています。(参考URL)
鬼滅の刃の発行部数と売上

この数字をもとに印税を計算すると

35円 × 1,080万部=3億7,800万

『鬼滅の刃』去年の推定印税は3億7,800万となります!
これが社会現象を巻き起こすレベルのトップコミックスの印税・・・!

また、歴代トップの推定印税を見て見ましょう。

発行部数の堂々の一位は『ワンピース』!なんと4億7,000万部!
これを8%で計算すると

35 × 4億7,000万=164億5,000万

推定印税は、164億5000万!
額が大きすぎて想像もできないし計算もできません!

歴代漫画売り上げランキング参考URL
https://www.mangazenkan.com/ranking/books-circulation.html

コミックスの現実

コミックスの印税

コミックスの売り上げでこんなに印税をもらえるなんて、漫画家って夢のある職業だな♪なんて憧れちゃいますよね。

でも待ってください!
コミックスって全て売れているものなのでしょうか!?

話題にされていない、数字に公表されていない、売れないコミックスもあるのではないでしょうか?

よく発行部数○百万部突破!などといったコミックスの帯やPOPなどを見かけますが、各雑誌で始まる新連載、新しいコミックス一巻も次々と出てくるはずです。

しかし、どれも発行部数○百万部突破!などという売れっ子コミックになるわけではない、ということはみなさんご存知の通りです。

調べてみたところ、こんな興味深いnoteを見つけました。

『私のマンガの単行本が全然売れてない。面白いから読んでほしい。』
https://note.com/zawafb/n/ne711b5564c1a

詳しくはnoteを見ていただきたいのですが、作者はコミックス発売の二週間後に編集者から1,300部しか売れていないことを告げられ、このままでは2巻で打ち切りになるということ。

こちらのマンガの値段は620円、1,300部ということは印税で計算しても

約50円/一冊 × 1,300部 = 約65,000円

約65,000円!

2巻まで一生懸命書いた結果がこの数字となります。

しかも、こちらにマンガは原作と作画に分かれています。

取り分は基本折半と言われているので、さらにその半分に・・・

出版社としても印刷代やデザイン等、かかるコストを考えれば厳しくも打ち切りのボーダーラインはあるでしょう。

マンガ連載を持ち、コミックスが出たからと言って印税で生活できるとはかぎらないようです。そして、連載も終了することになるので原稿料も入らなくなります。

連載をするということは、もちろん第一に目指すべき目標ですが、あくまでそれは大学に合格したようなものなので、そこがゴールではありません。

その先、漫画家として続けたいのなら漫画の研究をし続け、数字と向き合う覚悟を決め売れる漫画を作り上げることが必要です。

ですが「自分は自由に漫画を描きたい!」という人もいるかと思います。そういった人は編集者の方をうならせるような作品を作り上げないといけません。

もしくは圧倒的な熱意が必要です。それは、初めから漫画家の収入だけで食べていくことができる人はほぼいないからです。

連載を勝ち取ったとしても、週間連載、月間連載をするためにはアシスタントを雇わないといけません。そのアシスタントを養うためには原稿料だけでは足りないため、コミックスが売れる必要があります。

お金が全てではありませんが、ご飯を食べていく上で必要不可欠です。そのためにも編集者はシビアでなければなりません。

しかし、「連載したい!」と言いつつも、バイトをしながらあくまで自分の好きなように漫画を描き、「いつか売れるだろう」「そのうちそのうち」など、ノラリクラリ生活している人も多いように感じます。

今のご時世、年齢を重ねるほど雇用が難しくなります。

ましてやコロナ禍の世の中ですから、本気で漫画家になる努力をし漫画家として食べてく道を切り開くのか、安定した環境で働きながら漫画を描くことが自分にとって幸せなのか?早い段階で自分の進む道を選択することをお勧めします。

1,000部の売り上げなら個人出版でもできます。

もし、アルバイトしながら自分の好きな漫画を描き生活していく道を選んでいる友人がいれば、社員でも漫画は描けるという事、若いうちの選択が将来を左右するという事をそっと伝えてみてください。

 

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