役者を目指す演技初心者が気を付けるべきこと

役者を目指す演技初心者が気を付けるべきこと

演技初心者が気を付けるべき役を演じる上で大切な考え方

役者とは「役を演じる者」のことです。

役を演じるということは、その物語に登場する登場人物になりきり、役を演じることとなります。

役を演じる時に演技初心者が身につけるべきことは何でしょうか?

その登場人物にあった特徴的な声?
誰もが憧れるルックス?

確かにそれらを持っていること、磨くことは大切です。しかし、それだけでは演技はできません。

ルックスや声が良いだけで演技力を持たないということは、例えるならエンジンを搭載していない車です。実際に演技をしてみると中身がないことがすぐにバレてしまいます。

どうしたら中身がある演技をすることができるのか?
それは、「感情表現」です。

演技をしていない人間はいない!?

役者を目指す演技初心者が気を付けるべきこと
人間は生きている以上、どんな立場の方も演技をしています。

家族と話している時の自分。友達と話している時の自分。好きな人と話している時の自分。職場の人と話している時の自分。色んなシチュエーションがあります。

その色んなシチュエーションに遭遇した時に、言葉遣い、表現の仕方、伝え方が全くぶれず全て同じ、という方はいないでしょう。

生まれて数ヶ月の赤ちゃんすら、お母さんに構ってほしくて泣いたフリをすることもある。TPOによって自分を使い分ける。これも1つの演技です。

日常生活の中で「演技をしている」という表現は、どことなく自分のことを偽り他人のことを騙している印象を受けますが、あなた自身のことを振り返って考えてみた時に、全てが偽物だと考えながら生活している人はいないでしょう。

全てがあなた自身で本物なのです。

あなたはその役割に応じて自分が感じた感情を表現しています。その場に必要な演技をしていると思います。

演じるということは「感情表現」であり、「演技」は「感情表現をコントロールする技」です。

感情のコントロールするために必要なこと

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多かれ少なかれ人間は演技をする生き物、とは言えすぐに抱いている感情が顔に出てしまったり、逆に表情に出すことが苦手で誤解を与えてしまったりする人もいます。

やろう!と思ってすぐにコントロールすることはできない。それほど感情のコントロールは難しいことです。

そんな感情のコントロールですが、役者として感情表現をするためにオススメしたいことは、相手を知ることです。

例えば、接客のアルバイトをしていて、横柄なお客さんが来ていて応対ですごく嫌な経験をしたから、自分がお客さんとしてお店に行くときは横柄な態度はやめよう。

今まではただ教わる立場だったけど、いざ教える立場になったらその大変さが分かった。なんて経験はありませんか?

これは、実際に相手の立場になって経験することで、相手の気持ちや感情を知ることができたから自分の行動に置き換えることができたということです。

つまり、相手のことを知った結果、こういうふうに立ち振る舞おう(=表現しよう)となったのです。

人の感情は本当に奥深いです。

例えば無口な登場人物が物語に登場した際、その登場人物が無口なのは、あまり言葉を知らないからなのか、感情に任せてぶつけた過去の経験の失敗から無口になったのか、はたまた何も考えてないだけなのか。

その物語を作ってくれた脚本家の世界観があり、その世界観に登場する人物の性格、感情をくみ取る必要があります。

その脚本家のことを知る必要がありますし、その物語に登場する人物のことを知る必要もあります。

もしかしたら100%理解することなんて無理なのかもしれません。それでも、相手のことを知ろうと考え続け、動き続けることが大切です。

ワークショップや演劇教室は必要か?

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相手を知ることが演技につながるのであれば、ワークショップや演劇教室は必要ない。なんて考え方もできますが、「必要」と言えます。

中にはお金だけかかって何も得られないようなワークショップや演劇教室があるので注意が必要ですが、素晴らしいワークショップ、演劇教室もあります。

そういった素晴らしいワークショップ、演劇教室では、自分の感情の湧き上がらせ方、湧き上がった感情の表現方法、テレビや舞台における演技の違い、など数多くのことを学べます。

自分のことを知ることも重要

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相手のことを知るために、様々な人と会って会話をする、世の中にある本を読みあさる、映画を観て感じ取る。など出来る事は山ほどあります。

そんな大切な「相手のことを知る」ですが、それと同じくらい大切なことが、「自分を知る」ということです。

自分はどんな時に怒りが込み上げるのか、どんな時に涙がこぼれ落ちるほど悲しくなるのか、どんな時に大声を出して笑うのか、まず自分のことを知っているのかも重要です。

一つの出来事に対しての人の反応は本当に人それぞれです。例えば、自分の彼氏・彼女が浮気をした。あなたは怒りに任せて問い詰めるのか?絶望のあまり泣き崩れるのか。浮気の引き金を引いた相手に対して怒るのか。

どうでしょうか?

自分自身が物語の登場人物になった時に、どんな感情が沸き上がり、その感情をどう表現するのか、表現することができますか?

役者とは「役を演じる者」のことです。

役を演じよう、演じようと考えれば考えるほど、演じようとしている人物となってしまい、結果として噓くさい演技になってしまいます。

演じようとするのではなく、自分も含めた相手のことを知る。

それを繰り返すことが演技初心者から抜け出すための方法です。

 

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