名刺交換なんて当たり前!?
会社間での取引を始めたり、ビジネスマン同士が初めて会う場では必ずと言っていいほど「名刺交換」をします。
そんな「名刺交換」について、改めて基本を解説するとともに、ちょっとしたポイントについてもお伝えしたいと思います。
名刺交換の基本
名刺交換したことないよ!という人は、自分が名刺交換をしている姿をイメージしながら読んでもらえればと思います。
名刺交換なんてもう500枚以上交換した!という人は、振り返りの気持ちで読んでもらえればと思います。
◆名刺交換
1.名刺ケースから名刺を取り出す
2.相手の正面に立ち、名刺を両手で持ち相手が読みやすいように向けます。
3.左手を名刺に添えた状態にしておきます。
※初めから片手で差し出すのはマナー違反となるため注意。
4.企業・所属部署、自分の氏名をハッキリと言います。
5.名刺を差し出します。
相手と同時に名刺交換する場合は、このタイミングで左手を外し片手になり、左手で相手の名刺を受け取ります。
6.受け取った名刺はテーブルの上(1人の場合は名刺入れの上に、複数名の場合は一番上の役職者を名刺入れの上)におきます。
7.名刺をテーブルの上に置くとき、座席順に並べておくと相手の名前を覚えやすいです。
8.相手の名前と顔を覚えたら名刺をしまうのがマナー。とも言われていますが、実際は商談や打ち合わせが終わるまで名刺は出したままにしておくのが大多数です。
いかがでしたでしょうか。
特に名刺交換したことない!という人は、一度やってみるのがお勧めです。
名刺がなければ、免許証やキャッシュカードなど、なんでもいいので一連の動作をやってみると感じがわかります。習うより慣れろです!
次に名刺交換に関連するポイントをいくつかご紹介したいと思います。

【名刺交換のポイント】
1.名刺は切らさない
2.テーブル越しの名刺交換
3.差出すタイミングがつかめない場合
4.相手の氏名が読めない場合
5.自分の名刺、頂いた名刺
1.名刺は切らさない
ビジネスの場で名刺は必須です!
名刺入れの中に入れている名刺とは別に、ストックの名刺を別の入れ物やカバンの中に入れておきましょう。
2.テーブル越しの名刺交換
テーブル越しの名刺交換はNGです!
ただし、カフェなどスペースが狭い場所で名刺交換が発生した場合は仕方ありません。
「テーブル越しで申し訳ありません」と一言添えて、名刺交換をしましょう。
3.差出すタイミングがつかめない場合
先に話が進んでしまったりして、名刺交換するタイミングを逃してしまった場合は、いったん話が終わる切りの良いタイミングを待ちましょう。
待ったうえで、「ご挨拶遅れました」と一言添えたうえで名刺交換をしましょう。
4.相手の氏名が読めない場合
受け取った名刺の感じが難しかったり、聞き取れなかった場合、「失礼ですが、どの様にお読みすればよろしいでしょうか」と早めに訊ねましょう。
5.自分の名刺、頂いた名刺
汚れたり折れたりした名刺は交換しないよう、箱に入れたり自分の名刺をしっかり管理しましょう。
あと沢山の人に会っていると、顔と名刺が一致しなくなってくるものです。
そんな時、頂いた名刺に情報を書き込みたい気持ちは分かりますが、相手の目の前では書かないよう注意しましょう。
以上、名刺交換の基本とちょっとしたポイントでした。
名刺交換は、ビジネスシーンでは当たり前の動作です。
今、「やったことないよ」とか「当たり前なのか・・、自分はやったことないなぁ」という人も経験すれば良いだけです。
500人以上の人と名刺交換したよ。という人も、名刺交換0人の頃があったわけです。
習うより慣れろ!
経験を通して多くの人が学んだり、成長する人が増えることを望み、今後も『ワークライフなび』を運営していきます。
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