テンポの良い掛け合いが売りのお笑いコンビ「さくらだモンスター」さんへのインタビュー!
過去の経験からしゃべりを武器に司会やMC、結婚式や各種イベント・パーティなど年間50本以上の司会、MCを務める!
結成5年だから分かる事、数々の経験談、時間の許す限り語ってもらいました!
お笑いを目指している人だけでなく、毎日を漠然と生活している人も必見!!
【オフィシャルサイト】さくらだモンスター
https://www.thinkbank.jp/talent_detail.php?t_id=76
コンビ結成まで








もともとワタナベエンターテイメントさんの養成所の同期だったんですよ。
クラスが分けられてて、同じクラスに20人ぐらいいたんですけど、その時は各々別々のコンビを組んでました。


養成所出てしばらくして、僕がそのときコンビ組んでた相方が飛んじゃったんですよね・・・。


その時の相方を僕の家に住ませてたんですよ。ある日、僕らの初の主催ライブがあって、主催ライブの日に僕が朝起きたらいなかったんですよね、で相方バイト行ったのかなと思って。ところが夜になっても来ないんですよ。「あれ?」と思って連絡したら全然連絡付かなくて・・・。
そのとき出てたっけ?お前?


もうお客さんも来るし、ほかの芸人さんもいたんで、始めないとまずいなと思って結局1人で始めることにしたんですよ。


相方が飛んだ状態で、おばあちゃん亡くなった状態でライブ1人でやるみたいな状態になったんですよ。
でも、言ってもお客さんも笑いに来てるんで、笑いにしなきゃいけないなと思って、僕が「どうもー」ってMCで出て行った時に1人なんで、「あれ?」ってなって、「実は」みたいな・・・。「相方連絡取れなくなっちゃって」「えー?」みたいになって、そこはどうこうしてちょっと笑いになったんですけど、続けて「あと」みたいな感じで「さっき親戚のおばさん亡くなったよ」とか「おばあちゃんが死んじゃったんですよね」みたいなことを言ったら「しーん」ってなっちゃって・・・。


で、主催ライブはやりきって、でもピンでやるとかの考えが全くなかったんですよ。漫才が好きなんで漫才やりたいと思ってこの業界に来たんで。



















で、しかもめちゃくちゃウケたんだよね!(笑






当時の相方に対して、僕も仕事への取り組み方に対して若干の不満もあったりとかしたんで。っていうのも話しつつ、その時のTHE MANZAIかな?で「この感じで1回を突破できなかったらちょっと微妙かなって思ってるんだよね」みたいな話もしつつ、っていう感じでした。

良くも悪くもそいつはザ・芸人さんと言いますか、お酒飲んで、ギャンブルやって、女がいてみたいな感じの相方さんだったんですよ。






僕はもうそのときサラリーマンやってたんですけど、色んな諸々があって辞めて養成所に入って来たんで、27か28歳ぐらいで僕が入ったんですけど、業界的には凄い遅いっていうふうに言われてたんです。


「それ無理じゃねえかな?」って思って、社会に対する舐めくさり度っていうか、「何なの?こいつら」と思って。
そういうのが僕的にはあんまり好きじゃなかったんですよね。だから社会人出てきたような奴らとやっぱり話が合ったし、言い方あれですけど、ちょっと社会を舐めてるっていうか、その考えがちょっと僕、共感できなくて。


社会人時代に成功した方にいろいろ会わせてもらいましたけど、やっぱり石の上にも3年、4年、5年と言いますか、我慢して、戦略を練って、どういうふうに自分をセルフプロデュースしていくみたいなのを考えられる人が少なかったんですよね、同期の芸人さんって。


こいつ自身も大学の時に、企画出版サークルっていうのに属していて100人ぐらいのサークルをまとめてたんですよ。
人をまとめる力と企画して発想して営業掛けるという大学生ながら社会人みたいなことをやってたので、「こういう大学生もいるんだな」と思って。ちょっとそこらへんで意気投合しましたね!


それでも勝てるか勝てないか分からないという業界なので、「その覚悟ある?」みたいな話をこいつにした時には「もちろん俺もそう思ってたよ」って話になって。

コンビ結成から「さくらだモンスター」誕生まで


で、当時の相方と解散ってなった時に、当時の相方も抜ける形になり、そのままマサキが入ってくれたんです。
それで組んで次の日ぐらいに最初の仕事、モデルの仕事があったんですよ。コンビで商品紹介するみたいな。


そっからいろんな苦労もありつつ、今に至るみたいな感じです。

2年が契約期間だったんで、「この案件終わったら事務所やめようよ」ってことをこいつにも言ったんですよ。そしたら「そうだね」みたいな。

それでその後にすぐ今の事務所ですか?









で、開放感からか俺らもあんまり恐縮せずにやってたのが功を制したのか、ちょうどドラマとか映画で人を入れたいっていう方と出会って、その人がもともと警視庁の方だったんですよ。


「エキストラに毛が生えた程度の感じなんだけど、もし良かったら来ない?」みたいな感じでお話をもらって、「ぜひぜひ」みたいになって行くようになったんですよ。
それがきっかけで、刑事ドラマに結構出させてもらったり、そのとき相棒とかも出させてもらいました。


警察の名前付けてたら、そのときにちょうど警察関係者が集まる忘年会みたいなのに僕ら呼ばれたんですよ。で、「ちょっとネタやってよ」みたいになって、警察のネタやったらめっちゃウケたんですよ。「これはちょっと癒着してくしかねえ!」と思って(笑
桜田門じゃちょっと硬すぎるからなぁって、スターみたいな感じもいいじゃんみたいになって、語呂を見てたら、さくらだで切ったらモンスターっていう言葉になるじゃんって。それで、「さくらだモンスター」って付けたんですよね。

今の事務所との出会い



それでフリーで2年経った時に、こいつのインスタグラムに今のうちの事務所の社長から、


そしたらやり取りがあって、「じゃあ1回ご飯でも食べようよ」みたいな言ってもらったんですね。


もちろんオーディションだったりも探したりもしてたんですけど、大手さんにいるに100組200組の中の1組よりも、小さい事務所の20組ぐらいの1組で1番になった方が「面白そう!」「パイオニアになれんじゃね!」って話をしていて、今の事務所の社長と食事する日に、「その日、うちの事務所に来てもらっていいですか?」みたいな連絡がきて、とりあえずその事務所に行って、会議室みたいなところに通されて座ってて、そしたら社長とマネージャーさんが来て、「お久しぶりです。最近どうなの?」みたいな。
「これこれこうで、フリーで」みたいな話や世間話をしつつ、そしたら社長が「もし2人がいいんだったらうち来る?」みたいな言ってくれて、「え?」みたいな。





その後はそのまま飯食って、「今日からお願いします」みたいな形になったんですけど、ご存知かもしれないですけど、芸能事務所って契約書交わすわけじゃないんで、雇用じゃないのでいわゆる口約束じゃないですけど、、


なんで僕らが入るスケジュールと、事務所からもらうスケジュールをアプリで管理して、最初の頃は先に入った予定を埋めたりして、色々と忙しくやらせてもらってたんですけど、ある時にちょっとあって・・・、あれ去年ぐらいだっけ?


ちょうどそのときに世田谷区のお祭りがあって、その模様を僕がブログに載せたんですよ。今日は収録させてもらいました、みたいな。そしたら、それを事務所の方が見て翌朝にマネージャーさんから電話がかかってきて「ブログ見たんだけど、FM世田谷に出てた?」みたいな。「呼んでもらって出させてもらいました」「駄目じゃん」って言われて。「え?」と思って。


要は、「商標登録じゃないですけど、肖像権だったりとかっていうのは事務所の許可を出して良かったら出す。良くなかったら出さないっていうもんだから、それはやっぱりこっちが管理しとかないとグチャグチャになっちゃうから」って言われて、それ以降は1回事務所にお伺い立ててからスケジュール入れる形なんですよね。
で、事務所を通してやるので、ギャラも事務所を通す形になって、芸能事務所ならこれがもう当たり前の接遇ですよね。


やっぱり芸能事務所に入ってないと、映像とかテレビとかラジオのお仕事ってほとんどないんですよ。今のテレビ局ってやっぱりフリーの人達って使いたくないってのがあって、背景には『何かあったとき誰が結局責任取んの?』っていうのがあって、昔はよくフリーの方も出てたらしいんですけどね。
例えば飲み過ぎて寝坊するとか、飛んじゃうことが割と多々あったらしくて、やっぱり業界的に、事務所に入ってる人を使いたいっていう風になってるらしくて。

勝手なイメージですけど、もっと緩い感じなのかと思ってました。

自分で仕事を取ってきた時に、事務所に1回話をして、事務所の担当の方がその営業先の人と話して、みたいにグルグルするんで決まるまでが長いんめんどうだな、と思うとこもあるんですけど、逆に請求書だったり作んなくても済むメリットもあったりで、約2年かな?

事務所に入った理由、考えている戦略



やっぱり事務所に所属してないとしんどいし、オーディションの情報も何も分かんないんで、とりあえず所属はしたいなとは思ってましたね。

ほとんどの芸人さんって『1回事務所に所属することがゴール』になっちゃうんですよ。
入ったあとが勝負じゃないですか!?だけど、それを結構分かってない芸人さんが多くて、どの事務所に入ったら何のメリットがあって、何のデメリットがあるかっていうのはあんま考えないままみんな頑張るんですよ。

大学受験とかも入学することがゴールになっちゃう人っていますもんね。

メディアのオーディション、それから出演っていうのがフリーではやっぱり入ってこないんですよね。


そうなってくるとやっぱり事務所に入っていないと駄目だなということで、所属をしなければいけないなっていう2人の考えだったんで、所属したんですよ。

それで言うとやっぱりネタもちょっとどっちかって言うと、テレビというか、マス向けみたいなのを意識していたりするんですか?



でも、テレビのオーディションでネタ見せ、ってなった時には凄い考えてます。MCは誰かな?とか
ナインティナインさんの年末にやってるおもしろ荘とか、あれも色んな芸人さんが受けてるんですけど、やっぱ普通に正統派の漫才をやってても、深夜帯のテレビだと「うまいね」で終わっちゃうので、やっぱキャラがないと駄目だなっていう。
完全にテレビに寄せてるわけではないんですけど、テレビにオンエアされるためにはこういうネタじゃないと多分駄目だろうなっていう考えのもと、ネタを作ってやってる感じですかね。




その前は2人で1個のネタ出して作ったりいろいろ試したんですけど、業界の方に「ボケの方がネタを作った方がいいよ」って言われて。


僕らが養成所時代に言われたのは、ボケた時にお客さんが「え?」と思って、「これってこうじゃない?」って気付く前の1秒ぐらいに突っ込めって言われたんですよ。


なので、ツッコミの方がネタを考えると、ツッコミ主導でネタができちゃうんですよ。そうなるとボケの自由度がやっぱり減るので、ボケの人がやってみたいなっていうボケをやって、そこに合わせて行くのがツッコミなんですよね。
僕らは、ツッコミのところが空白になってるんですよ。全部じゃないですけど。
サンドウィッチマンさんとかもそうらしくて、ボケの富澤さんがネタを考えてらっしゃるんですけど、伊達さんのツッコミは全部お任せ。みたいに、構成的なのを僕が考えて、2人で最終的に出来上がるっていうのが今のスタイルになった。それが成功かどうかもまだ分かんないですけど、いろいろ試した挙句、それが多分今1番いいんじゃないのかなと思ってます。

色んな人の意見を取り入れたり、試した結果 今のスタイルになっているんですね。




しょっぴーさんが芸人になった理由



自分で企画書書いて、吉本さんとかに交渉して出演してもらうみたいなことはあったりとか、あとはイベントで学生を300人ぐらい集めたり、多い時には3000人ぐらいですかね。イベントの時にMCの真似ごととか、漫才の真似ごととかはやってたりしました。
その時はそれだけで楽しいな、ぐらいでお笑い芸人になろうとは思ってなかったんですけどね。

養成所に行くってことは芸人になろうと思ったっていうことですよね?

もともと高校ぐらいの時に、授業中に急に先生から「何か面白いことやれ」って言われた時があって、、


でもやったらウケて、「何かいいな」みたいなところから、ギャグとかをやるのが好きになって、自分のよく分かんないギャグ帳みたいなのを趣味として作ってやってました。
大学入ってからもギャグやったりとかしてたんですけど、企画出版サークルで大学3年生になるちょっと前ぐらいに企画だけではなく出版もやってたんですけど、早稲田大学でトップ規模の発行部数を誇ってるみたいな感じだったんですよ。


テーマのウェーブが不謹慎だとなってしまって・・・


自分の造語なんですけど『笑顔力』って言葉を作り、「あなたにとって笑顔ってなんですか?」と色んな人に聞いていく記事を書こうと思ったんですよ。
笑いのプロにも聞いてみてえなと思って、企画書を作って吉本さんにそれを交渉したらオッケーもらえて、R-1で優勝した佐久間一行に取材に行けました。
1番痺れたのがチュートリアルさんで、しゃべくり007の楽屋で取材をさせてもらったんですよ!


ってなったら「じゃあお笑い芸人やってみたいな」と思って、それが大学3年生の20歳ぐらいなんですけど、その年の秋から入れる養成所があるってことを知って、ワタナベエンターテイメントワタナベコメディースクールっていう養成所に4月入学と10月入学があるんですよ。で、いち早くやりたいなと思って。
あと、就活するか芸人か迷って芸人なったっていうのもあって、各会社の企業理念も調べたんですよ。そしたらワタナベエンターテイメントの企業理念が自分の信念に合うなと思って。



養成所に入った理由みたいなのはあるんですか?

養成所に行けば同じ信念を持った芸人で売れたいっていう人がたくさんいるから、そこで相方を見つけるのが1番早いかなと思って。で、養成所に入るべきだなって僕は思ったんですよ。
あと、お笑いも全然分かんなかったんで、いろいろ知りたいなっていうことでお金払う価値はあるんじゃないかなと思って入りました。


僕、漫才が好きで、M-1に憧れがあったっていうのがあって、コンビでやりたいなと。

あれはマジで地獄だった・・・。それを見て、「こいつ結構面白い感性してるな」とか「合いそうだな」とかで誘ってくんですよ、「ちょっとコンビ組んでみない?」みたいな感じで。それでやってみて「ちげえな」ってなったら解散して、また別の奴とみたいな。







だから、そのまま何となくやってた人もいましたけど、それで結果でなくて結局、芸人さんやめちゃったみたいな人もいるんで、やっぱりビシッと言えないと。
こいつもそうだったんですよ。



マサキとかは、高校生と組んだ時もあったね?



全然ビジョンが見えてないと思って。
マサキさんが芸人になった理由





そこはイベント会社だったんで、当時は作る側をやってました。イベントで実際に司会とかをやってたりもしてたんですよね。
営業をやっていて割と数字取っていて、会社も結構大きくなってたんですよ。その中でトントンって上がってっいって「さあ、こっから更におっきくするぞ!」みたいな時に、社長が脳梗塞で倒れたんですよ。








それでもどうにかしたいと思っていたそんな時に、上の人からも色々と言われたりして・・・みたいな。




それで、「何やろうかな」ってやっぱりなるじゃないですか。僕はバスケットをずっとやってたんで、やっぱバスケで1回は飯食ってみたいと思って。
そのときに今のBリーグっていうバスケリーグの前身のBJリーグっていうのが、立ち上がるか立ち上がんないかぐらいの瀬戸際だったんですよ。で、これはバスケット選手として飯が食えるチャンスだと思って、もう1回本格的にバスケットに打ち込んだんですよ。
そしたら、ありがたいことに海外に選手を飛ばしてるエージェントの方と伝手で知り合って、「実はある国で今、日本人選手が欲しいってところがいて、行ってみますか?」っていうふうに話が来たんですよ。








やっぱり養成所に行った方が良いと思って、1から基礎を知りたくて。
そのときはNSCに行く気満々だったんですよ。でもその時が6月か7月だったんで、吉本さんは次の4月まで待たなきゃいけない。
「いや、それは無駄だわ」と思って調べたらこいつと一緒で10月生を募集しているナベプロさんにヒットしたんですよね。
ナベプロの養成所がスタートして始まって、養成所って芸人さんって言っていいのかどうかも分からない、要はレッスン生みたいなもんなんで。
でもやっぱお笑いの仕組みとかもいろいろ聞いて、「なるほどね。面白いわ」と思いながら通ってました。


でも、やっぱ自分の人生は1回だから楽しまなきゃ。明日死んだら損すると思って、だから「あんまり日本人には向いてないよ」って言われました。「海外の思考だ。それ」とも言われて。
「じゃあ、お前責任取ってくれんの?俺の人生」って言ったら、「いやいや、そんなのできないよ」って言われたから「じゃあそうじゃん!」って凄い強気になってこっちが(笑
そんときはその会社でもそこそこ稼いでたし、普通に会社員やれば普通に安定した収入で何かしら違う方向に進んでたとは思うんですけどね。


別に人生に期限ねえなと思ったんで、とりあえずお笑いをまずはやってみよう。で、のめり込んだんで。始めて2年ぐらいやってみて、3年ぐらいやってみて駄目だったら考えればいいかなと思ったんですけど、やっぱ結構お笑い芸人って楽しいんすよね。
笑わす職業じゃないですか。で、やっぱりみんな笑ってくれるし、自分達のネタ合わせとかやってたりしてやっぱり笑っちゃうんですよね。
でもやっぱ頭のどっかで「楽しいだけじゃ生きていけないから金稼がなきゃいけないな」と思って、やっぱこれをお金にするにはどうしたらいいんだっていう話を色んな人にして、お仕事もらったりとかして、楽しく笑いを届けて、お金を稼げる方法を常に模索しながらやってるっていう感じですかね。

実際に芸人になってみて




やっぱりよくいるんですよ。芸人さんでも20年やってて、今バイトやってて、「来年こそは僕M-1優勝しますよ」って言ってるんですけど、無理だと思って。
戦略が間違ってると思っていて、やっぱ自分達を俯瞰から見た時に何に優れてるのか、何が劣ってるのかっていうのを自分達で分かった上で、いろんなとこにプレゼンしたり。
僕らは結構しゃべれる方なんで、しゃべりって武器だなと思って、「MCをいろんなところでやってみてぇ」って話をずっとしてて、トーク力上げていきたいっていうのを念頭に置いてやると、不思議なもんでいろんなところからイベントのオファーいただくんですよね。「イベントでMCやってもらっていいですか?」みたいな感じなんで、今も僕らの仕事の7割ぐらいは大体司会業なんですよね。
「自分達の強み何?」って言ったら、多分しゃべりの方が特化してるので、おそらくタレント思考っていうのもそこにつながってくるのかなっていう。ネタだけめちゃめちゃ強い人達ももちろんいるんですけど、難しいと思うんですよね。





自分達がやらせてもらって分かる事もあって徐々にスキルアップしていくと、イベント自体がちゃんと成り立つようになっていくので、イベントのMCとかって大事だなと。
イベントの中にネタとかってコンテンツがあるわけだから、どっちもできる自分達は、そういう意味では使いやすいのかなみたいな感じで最近は思い始めてきました。

ある程度はそこそこ、だから器用貧乏みたいな感じですね。だたトップクラスの人達。例えばですけど、テレビでクリームシチューの上田さんとか雨上がりさんとかを直接見たことがないので、どのレベルなのかも自分達の立ち位置でも分からないですね。
だけど、参加したお客さんとか主催者の方達は「めちゃめちゃ良かった。ありがとう。凄い良かったよ」とは言ってくれるんで、でもそのまま鵜呑みにはしないようにしてますね。



だから、「もうこれ駄目だったな」って時は先に謝るんですよ。「今日ごめんなさい。こんなんで」って言ったら「全然大丈夫ですよ」「いやや、大丈夫じゃないっすよね」みたいなこと言って、でもやっぱ不思議なもんで、駄目だなと思ったらやっぱ次オファー来ないっすね。
合う合わないもあるんで。




いろんなところから「今のテレビはしゃべれないと駄目」って聞くんで、これはやっぱり武器かな、と。ただ、今のところは出るまでの武器がないっていう。








だから、「ちょっと今やってみて」って言われた時には何かできるようなネタ、名刺代わりのネタっていうのは必ず持っとかなきゃいけないなと思って。

今後、強いネタっていうのを作っていかなきゃなっていうところを2人で話してて。



僕の持論なんですけど、お笑い芸人さんって売れてないお笑い芸人さんってお金ないっていうイメージあるじゃないですか。でも俺、売れてないお笑い芸人さんってバイトできる時間あるんで、逆にお金あると思うんですよね。売れてる人は本業でもちろん食べてるんで、僕らみたいな中間層が1番お金ないなと思うんですよ。


例えば「ギャラ5000円だけどいい?」って案件の時に、300人集まってるってなると300人に知ってもらうチャンスじゃないですか。だからバイトやれば1万円ぐらいもらえるかもしれないけど、バイトをしないでそっちに行くっていうことがやっぱあるんです。
もうちょっと知名度出てくれば「5000円でいい?」のところが「3万円でいい?」とかなってくるんで、だけど今はバイトをしないと多分生きていけないです。
シフトに大分融通が利くところとか、知り合いのところにポイントで使ってもらえるようなバイトばっかりになっちゃいますね。やっぱね。



それ意味分かんないなって思うんで。







ただ、未来が分からない。もし自分が40になった時、45なった時に今と同じ気持ちで果たしてできるかなっていう。
ちょっとガテン系のバイトお願いされた時に50歳なってもそれ、今と同じ能力でできるかってなってくると思うんで、過去から今現在まではやめようと思ったことは、俺もこいつも多分ないですけど、未来に関してはちょっと分からないなと思ってますね。


今のところ、超角度はちっちゃいですけど右肩上がりになってるんで、続ける感じになるのかなと思うんですけど、行ってみないと分かんないというか。
芸人を目指している人へ伝えたいこと







やってみないと多分みんな分かんないし。



やる前に悩むんだったらやった方がいい。しばらくやってみて「どうしようかな。やめた方がいいのかな?」だったらもうやめた方がいいと思います。多分そこで成功はないと思います。
絶対成功してやるんだ!何とかしてやろう!っていう気持ちじゃないと多分成功しないと思うんですよね。天才は別ですけど。
チャレンジするのはもちろん大事なんですけど、チャレンジして駄目だなと思ったら別の道でもいいんじゃないの、って俺らは思うんですけどね。

やりたいんだったらできるはずなんで。



どんどん今YouTubeが規制が掛かってきてるんで、今が1番自由で1番弾けてる時の人達なんですよ。だから自分達のその状況を超えれることは多分今後ないから、自分達に憧れて自分達みたいになれると思ってYouTube始めるんだったらやめた方がいいってみんな言ってます。
あと、そんなに簡単じゃないってみんな言います。毎日動画上げんのほんと大変だからねみたいな。


YouTubeのシステムがどうだとか、こうなったらいくらお金入って来るとか、やっぱり賢いっすね、みんな。
YouTubeって、Googleじゃないですか。だから全てデジタルなんでシステムとかをちゃんと理解しないと、自分で上げても動画消されたりとか、ヒドい動画上げてたり、それで売れたいとかどうなの?みたいな。
ただ、YouTuberも芸人さんも別にやりたいんだったらやってみてもいいと思うし、資格がない職業なんで。始めてみたかったらやってみた方がって思います。


多分、どうしようか悩むぐらいだったらやらない方がいいんじゃないかなって。

目指しているものがない人、無気力な人へ


そういった人に言いたいことというか、伝えたいことというか。違う世界を見てるからこそ言えることというか。

飲み会とかに呼ばれて行ったら大体みんな愚痴を言ってるじゃないですか。「会社の上司がさ」みたいな。で、僕その話聞いてていっつも言うんですけど、「じゃあ嫌ならやめりゃいいじゃん」って言うと、「いや、やめるとさ、お金もないしさ」みたいに。
「お金がどうたらこうたら」「じゃあやめなきゃいいじゃん」「でもやめないとさ」ずっと繰り返すんで、「じゃあ好きにしたら」でいっつも終わるんですけど、好きにできない人に関して多分そういう人にかける言葉ってないんだよね。

別に転職とかもできるし、今の時代。

悩んでる人は、じゃあ自分がどうしたいか、の方向に1歩踏み出してみるべきなんじゃないかと、それで周りに言われて踏み出せないんだったら、一生そのまま居なさいよっていう。それも人生っていう感じですかね。

だからそれが幸せだったら続ければいいし、それすらも崩壊してたら全部捨てればいいし(笑

外に出ると発見が絶対あるんすよ。家にいてずっと考えるぐらいだったら、外に出て歩きましょう。
太陽も浴びるし、今日は暑いな。今日は寒いなっていうのでもう気付きじゃないですか。
人間って光合成してなんぼというか、人と接しないと何も始まらない、自分だけで生きてるんじゃないぞ。人に生かされてるんだぞって思わないと。
例えば「俺は株で儲けてるんで」とか「俺はFXで」とかいるんですけど、そしたら株を考えたのは誰?FXのシステムを運営しているのは誰?みたいな。



無気力な人ほど外に出た方がいいですよね。
さくらだモンスターさんお2人の経験からのお話、ありがとうございます!
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早速ですが、お2人はコンビ結成されてどれぐらいなんですか?