『全ての愛を抱きしめて』俳優、ミュージシャンとして活動中
チーム赤緑というエンターテイメント集団で活動している咲田雄作さんにインタビューいただきました!
2019年8月からえのもとぐりむさん主催の新劇団「劇団 空白ゲノム」にも所属。YouTubeや音楽の活動は変わらず活動し、3019年までにYouTubeチャンネル登録者27億人目指す!
「全ての愛を抱きしめて」
【YouTube】
チーム赤緑|セコウサミ
Twitter
咲田 雄作【チーム赤緑、劇団空白ゲノム】(@yu_cha_nn_lover
現在の活動について、役者を目指すきっかけについて



今年から新たに映像制作として編集する側だったり、あとは人には言ってなかったですけど、ずっとちっさい頃から絵描くのが好きで、描いたイラストを使ってもらったり、自分でヘンテコな絵を描いたりします。






尾崎豊の歌を聞いて「すげえな!」って、尾崎豊を知ったと同時に自分は尾崎豊にはなれないことを悟ったんす。




そん時の僕は本当に、休憩時間とかでも友だちと全く遊ばない子どもだったんで、一人で絵描いてたり、一人で紙ねんどで何か作ってたり。




コミュニケーションは確かに苦手で。映画がとにかく好きで、小さい頃からずっと憧れだった映画の世界に行きたいな、と思っていて、学校の文化祭で漫才したり、お芝居したりとかっていうところから、ちょっとずつ人前に出ることの快感を感じて。




廊下で暴れたりとか、本当に「ザ・ヤンキー」やったんです。僕らは、このヤンキー社会で「どうやったら学校で人気者になって、彼らと同じ肩を並べられるんやろう?」って考えた時に、腕っ節じゃ無理やったんで、「これはもう舞台の上立つしかないな」って思て、機会あるごとに漫才したり、お芝居したり。




そいつの家でいっつもお笑いの動画とか見せられて、ちょっと一回やってみようと言って、そいつと漫才始めたんが、人前に立つスタートですね。
高校卒業してからの活動について


さっきは子どもの頃の話だったけど、二十歳とかそのあたりからフリーランスでやってたんですか?





高校卒業してすぐに、テアトルアカデミーってとこに研究生兼所属みたいな感じで入りました。
大阪に大人の部門が出来るみたいで、それの僕は三期生だったんす。今、一緒にチームやってるノダが二期生で、そこで出会ってるんです、相方とも。




バンドはもう完全インディーズで事務所には所属せず、定期的にずっとライブ活動をずっとしながら、18歳から5年間ぐらいはずっとバンドだけやっていました。
所属期間は役者の仕事も何度かさせていただいてたんですけど、ちょっとテンヤワンヤになってきたんで、いったん事務所を辞めて22歳ぐらいまでバンドだけでやってましたね。




それ以外だと、ドミノピザとか、あとは軌道屋って言って、深夜の電車の終電がなくなって、始発出るまでの間に線路を掃除したり、線路を付け替えたり、線路の周りの石を整備したりする。。






去年からなんですけど、上京してちょうど4月で3年すね。
役者をしていて良かったこと





僕という人間が、本来なら外にぶつけてしまってたかもしれない感情とかを役者をやったことで、そこの活力に出来たということが僕には一番おっきいというか。








泊りがけの撮影だったんすけど、そっから舞台も3本ぐらい出て、『偉大なる、しゅららぼん』って映画の役で出してもらいました。




客観的に自分を見た時に、俺はこういうふうに見えてんねんなって。それが結構思ってたものと違かったりしたので、それが一番大きかったですかね。


マクドにせよ、ドミノピザにせよ、他の仕事にせよ、営業とあとはセールス。新商品が出たらそれを売り込んだりとかっていう業務を結構任してもらってましたね。
多分、説明がうまいとかいうことじゃないとは僕は思ってて、いかに率直な気持ちを、どんだけ素直にスッと相手のハートに入れられるかみたいなことだけを、僕はずっと気にしてたんで。
セールスが来たら基本的に「大丈夫です」「いいです」って僕でもなるんすけど、それだと普通やと思うんすよ。でもそういう人に対しても、スッと「こいつの話はちょっと聞いてみようかな」って思ってもらえるようにするにはどうしたらいいんやろ?みたいなことをずっと考えてました。
そこが活かせれるんちゃうんかな、って思います。
役者をやっていて大変だったこと、困ったこと





むしろ一番大変なんは、やっぱり心の問題っすよね。今でもありますけど、自分との戦いが常にあって、そこが一番ですかね。「全ての愛を抱きしめて」ってキャッチフレーズでずっと18歳からやってるんですけど。


別に恋愛マスターとかなわけじゃないすけど、人の恋愛含め恋愛が好きなんで、だから色んな人の恋愛に関わったりとか、マンガとか、映画とかいろんな恋愛に関するのを読んだりとか。
「全ての愛を抱きしめて」って、全ての愛を抱きしめられるような男になりたくて、死ぬまでに有言実行出来たらいいなと思って活動してますね。










ウォーターボーイズが流行ってた時で、そういう感じのドラマやったと思うんすけど、もう普通に駅から海パンで行ったんです。そしたら会社入る前にそのまま帰されました。




夢を諦めようとしたことは?


ただやっぱり、「もしかしたら限界なんかな?」とか「俺はこれ以上何を頑張ったらえんやろう」とかっていうのはすごい、何度も思いましたね。


でもやっぱり大きなチャンスって、大きな事務所の人たちとかで回ってるんで、自分には回ってこないっすよね。俺が一所懸命どんだけ練習してやったところで、「こんなでっかい仕事は俺に回ってくるんだろうか?」とか「こういう事務所の人たちは俺に目を向けてくれるんだろうか?」とか、そういうとこはずっと自問自答してましたね。
夢を追いかけている人へ一言


次が、今現在、雄作さんみたいに夢を追ってる人に向けて一言お願いします。



僕もずっと10年ぐらいやってるんです。若い頃から「どうやったら諦めずやれるん?」っ聞かれることあるんです。その人自体がどういうスタンスでやってるかにもよるんすけど、僕はどうしても、ちょっとやそっとで「もう辞めます」言うてるやつには結構きついこと言っちゃうんです。
そいつが別にそれでいいなら全然それでいいんですけど、僕は「これが俺の夢や」「これになりたいんや」ってもう口に出した時点で、「その覚悟を背負えや!」って思っちゃうんで。
「死んだつもりでハイになれ」っていつも言ってます。
夢が叶わなかった人、夢が見つからないという人へ一言

次が、最後の質問で、夢が叶わなかった人、もしくは夢が見つからなかった人向けに一言お願いします。

僕も小さい頃はそこについてはどっちか言うたら曖昧で来たんで、自分が「こんなんなりたい」「あんなんなりたい」って口で言えたり、ほんまに心でそう思えたのは、一番は自分との向き合い方ですね。
僕の周りもそうなんすけど、周りの目とか気にしてるっていうのが一番だったりして、「実際ほんまに自分がやりたいか?」って自問自答した時に、そうでもなくって辞めてっちゃうとか。


僕は別に夢がないことが悪いわけじゃないと思っていて、僕は18歳から気合い入れて「俺はこうなる!」「ああなる!」ってずっとバーッてやってきて、最初にやってたバンドメンバー4人のうちのドラムの子が、「俺は好きな人を幸せにするのが夢やからバンド辞めるわ」って辞めたっす。俺は未だに、一番尊敬してんのはそいつっすね。
俺は死んでもそんなこと言えんのかな思って。「全ての愛を抱きしめて」って言うて、「ラブソング」言うてるけど、「こいつが一番全ての愛抱きしめてんな」みたいな。
だからその他の仕事、例えば普通にサラリーマンしてる人とか、そういう人らのほうが自分よりは全然すごいと常に思ってて、そこを超えていきたいっていうのがあって、そいつに出会ったんが一番大きいっすね。
そいつはそのバンドの活動が活発になってきた時に、「雄作と同じ闘志は俺にはないから俺は置いてってくれ」言うて。

夢を追うのであれば、一日一善。人に優しく。という気持ちを持ちながら、「死んだつもりでハイになる」
夢が無いと言う人については、夢が無いということが悪い事ではないということを念頭に置きながら、自分と会話する時間を取る。ということですね。
本日はありがとうございました!