南海キャンディーズ 山里亮太さんの著書「天才になりたい」
南海キャンディーズ 山里亮太さんの著書「天才になりたい」は、芸人に限らず夢に向かっている人にはぜひ一読いただきたい本です!
幼い頃からの経験、養成所時代を経て南海キャンディーズを結成し、M-1グランプリ2004で準優勝するまで。が語られています。
本を開いた最初の文字は「あーもてたい。」(笑
山ちゃんらしいと言えばらいしかもしれませんが、本の中で3つの学ぶべき点があったのでご紹介します。

1.「もてたい」から生まれるパワーがスゴイ
2.戦略性がある
3.行動が早い
1.「もてたい」から生まれるパワーがスゴイ
本の前半は「もてたい」という文字がたくさん出てきます(笑
「もてたい」だけ聞くと不純と思う人もいるかもしれませんが、きっかけはどうあれ、それが人を突き動かす原動力になるのであれば、素晴らしいことだと思います。
ポルシェに乗りたいから社長をめざす。チヤホヤされたいからアイドルを目指す。
理由やモチベーションの原動力は何でもいいと思います。カッコイイ風なセリフだけを言って何もしない人の方が恰好悪いと思います。
著書の中での、
「自分たちの中でルールを決めた。それは合コンが終わるまでに女の子にタバコを吸わせなかったら勝ち。笑わせてタバコを吸う隙間を与えないようにしよう。」
というエピソードがありました。
何それ?と思う人もいるかもしれませんが、「もてたい」という信念の元、パワーを持って行動している姿はスゴイなと思いました。
結果、その合コン中タバコは吸わなかったそうです!・・・ただしタバコを吸わない女の子だったというオチで締めくくられてましたが(笑
2.戦略性がある
南海キャンディーズ結成前、当時コンビを組んでいた時にテレビ出場者オーディションがあったそうです。
そのオーディションを申し込むに当たってどういったことをしたか?
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その時に、過去に放送された番組内容を見まくったそうです。
過去どういった内容を放送しているのか?
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テレビを作ってる側としてはどういったことを求めているのか?
↓
作る側の人が選ぶようなキャラを演じよう
そしてオーディションに参加し、見事「合格」しました。
人によってはずるがしこい、と思う人もいるかもしれませんが、一つの目的のために突き抜けるのも一つの戦略だと思います。
何も考えずただ自分のことだけを考えて周りに合わせないだけの人は、ただの自己満です。
こういったエピソードから、戦略的に動ける人なんだぁと感じました。
3.行動が早い
テレビ出演オーディションに出演し、フィーバーしている時にインディーズでお笑いをしている人が自分たちを馬鹿にしている。と噂を聞いたそうです。
そこでどう考えたか?
「何が違うのか?」
「ひょっとしたら自分たちと変わらないんじゃないか?」
「僕たちのことをよく知らないんじゃないか?」
こんなことをモヤモヤと思う。
↓
モヤモヤを整理する方法は?
↓
実際に見ること。
↓
じゃあ見に行こう。
すぐ行動に移す。
この後のエピソードでもすぐ行動に移すが語られています。
インディーズでお笑いをしている人たちを見て、「おもしろい!」と同時に圧倒的な敗北感を味わったそうです。
どうするか?
答えは単純。何で面白いか本人に聞く。
本人に聞くため、先輩にお酒の席を設けてもらい、「どうしたらああいうネタができるんですか?」と聞いたそうです。
そこでの回答に衝撃を受けるのですが、いずれにしても、気になったら行動!というすぐ行動に移すのは学ぶべき点だと思います。
以上、見習うべき3つのポイントでした。
これ以外にも著書では、お笑いに対しての向き合い方、M-1グランプリ2004の決勝に行くまでの考え方や戦略が書かれています。
最近では、コンビのしくじりや芸人を辞めようと思っていた時期があったことについてテレビで熱く語られています。
一つの道を極めようとしている人は、その道を極めるためにとてつもないパワーを持っていたり、極めるために行動力と行動量がスゴかったりします。
それと同時に相方や先輩、友人や周りの人たち、色んな人の意見や考えを聞いたり、ぶつかったりする大切さも書かれているので、本気でその道を極めようとしている人にはぜひ一度読んでいいただきたい内容でした。

一人一人につく専任の担当と一緒に将来の仕事に向き合いませんか?